其の四十二 どんな物事も、盛んなときばかりがいいのではない…

長文の第百三十七段には、兼好法師の深い美意識が、具体的な事例であれこれ表現されています。どんな物事も盛んなときばかりがいいのではなく、むしろ始めと終わりが趣き深いと。そして、その美的感覚を共有出来る友人がいて欲しいとも述べています。

続きを読む

其の四十一 美しいと感じられるのは、そう感じている本人の心が美しいから

何かを見て美しいと感じられるのは、そう感じている本人の心が美しいからです。たとえば、無私の心で一所懸命人に尽くす姿を見たとき、我々は「なんという美しい生き方だろう」と感動します。

それは、自分の心の中にも同じように美しさがあるからで、「いや、善い人と思われたいから、無理して他人の世話を焼いているだけだよ」などと疑念の心を浮かべてしまうようなら、実際に相手が邪(よこしま)な人間であるか、あるいは自分の中に曇った心が宿っているかのどちらかでしょう。

続きを読む

エライ人は謝らない?!

こんばんは。羽生結弦選手は、勝つためのテクニックよりも、さらなる高みへの挑戦を選びました。まさにそれは、武士道書の葉隠にある「図にはづれて死にたらば、犬死気違なり。(しかし)恥にはならず」という死生観そのものではなかったでしょうか。美しい生き様を世界に示されたことに心服いたします。

続きを読む

其の四十 今動け!と感覚したら、後れを取ることなく反応せよ

賭け事で勝ったり負けたりするうちに、ある段階で負けが重なり、手持ちの資金が底を突いてきます。まだいくらかあるものの、間もなく空っぽという状態です。

そうなったとき、残りのお金を全てはたいて一発逆転を狙いたくなるのが賭け事好きの心理です。次こそ自分に有利な目が出て、必ず勝てると期待するわけです。

続きを読む

志を立てるときに…

こんにちは。明後日の11日(金)、京都メキキの会で25周年記念講演を務めます。翌12日(土)は、東京綜學院(第3期)2月例会で老子について講義します。

続きを読む

リーダー向けの帝王学や側近学を学びたいというリクエストが増えている!

こんにちは。本日は「春の氣はじめて立つ」立春です。

【ご案内】2月15日開始の、やまとことば古事記語り部:言本師養成講座
(第三期)に、1名様のキャンセルが発生しましたので追加募集いたします。
詳しくはホームページをご覧くださいませ(8月からの第4期も受付中です)。
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/

続きを読む

其の三十八 少しでも遅く負ける手を用いよ!

双六名人は、勝とうと思わず、負けまいと思って打てと諭しました。勝つ方法ではなく、負けない方法を考えよと。

そこで、まずどうしたら早く負けるかを考えてみます。こちらの弱点を洗い出し、相手が仕組んで来そうな手口を一通り予想してみるのです。それらが浮かべば浮かぶほど、どうなって早く負けるかと共に、どうしたら遅く負けるかについても明らかになることでしょう。

続きを読む