こんばんは。羽生結弦選手は、勝つためのテクニックよりも、さらなる高みへの挑戦を選びました。まさにそれは、武士道書の葉隠にある「図にはづれて死にたらば、犬死気違なり。(しかし)恥にはならず」という死生観そのものではなかったでしょうか。美しい生き様を世界に示されたことに心服いたします。
◆日記(11日~12日)
・11日(金)京都メキキ25周年祝賀会で講演~生命体として続いているクニ、日本
・12日(土)東京綜學院で講義&ワーク指導~老子に学ぶ、奥深い人間力の養い方
【ご案内】8月23日開始の、やまとことば古事記語り部:言本師養成講座
第四期生募集! 詳しくは下記ホームページをご覧くださいませ。
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
◆新著を上梓しました! 『国是からはじまる新しい日本』
今、日本に一番必要なのは国家目標となる国是だ! 博進堂1980円(税込)
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◆講演録が出版されました。「学校も企業も すべては教育からはじまる」
かつて薩摩には、子供から青年までが集まり、年上が年下を教え導く郷中教育がありました。それによって、大西郷や大久保らが育ちました。
私は、この郷中教育を林塾政治家天命講座に生かしてきました。また林塾は、原点・大局・本氣・徹底教育を行なっていますが、これは松下村塾を主宰された吉田松陰先生に学んでいます。
講演では、これら幕末維新期の武士道教育を、現代にいかにして蘇らせるかについて述べました。本当に、最後は人、人が育つかどうかです。
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◆林英臣全巻セット!
作文が苦手で、文集に載ったことなど一度も無かったのに、いつの間にか、沢山の本を博進堂から出版していただきました。
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●評論・随筆●
◆エライ人は謝らない?!◆
エライ人は謝らないが、本当に偉い人なら謝れる。エライ人は、自分は完全だ、完全であらねばならぬと思い込んでいる。だから、小さな間違いを犯したとき、自分を失うことが怖くて謝れない。
しかし、本当に偉い人なら、軸が定まっていてブレないから、きちんと謝ることが出来る。
のらりくらり言い訳を重ね、自分を取り繕い、結局謝ることをしないといった、小物にだけはならないよう注意したい。誠意ある礼と所作の有無を見れば、人物が分かるという次第なり。
なお、この話は、信念や信条を曲げてまで謝ればいいというのではなく、単なるクレイマーに屈していいというのでもない。
あくまで、話せば分かる相手と、益々息を合わせていくための心得だ。
御礼を感謝、その思いを謝意、言葉を謝辞と言い、それぞれ謝(謝る)という漢字が使われている。このことにも、大切な意味があると思う。
エライ人とは、表面的なメンツに強く拘る人であり、きちんと謝意を示すことの出来る人、つまり真に偉い人とは全然違うのである。(2月13日)
◆マコトは細部に現れる!◆
日本だ、世界だ、宇宙だ、などと大きな事を言うなら、同時に細部がきちんと出来ていなければならない。
林塾では、履物を揃える、会場出入りの際は一礼する、立つときは椅子を机に入れる、宿題は期限を守る、などの細部を徹底してきた。
細部を見れば、その会のレベルが分かってしまうから恐ろしい。マコトは細部に現れるのだ。(2月13日)