こんにちは。明後日23日は天皇誕生日(天長節)です。
今上天皇が即位されてから、コロナ禍となるなど世情は不安に満ちています。陛下のご心痛は、いかばかりかと拝察します。
【ご案内】東京・経世志塾 令和4年度・第2回 4月6日(水)
唐太宗の言行録『貞観政要』~名臣たちとの問答をもとに編纂された帝王学の書
リーダーの心得、組織のまとめ方、人財の育て方などを学びます!
オンラインでも学んでいただけます。詳しくは下記からどうぞ↓
20220406.peatix.com/view
【お誘い】古事記の語り部、言本師(ことのもとし)を募集しております!
古事記は、漢字を用いながら大和言葉で表記された日本神話です(西暦712年成立)。大変貴重な神話でありながら、残念なことに古事記は次第に忘れ去られていきました。正史である日本書紀(漢文で表記)の陰で、存在が薄くなっていったのかもしれません。
やがて、江戸時代に古典研究の国学が盛んになり、本居宣長によって、やっと古事記は解読されます。成立後、千年以上に亘った“封印”が、とうとう解かれたのです。
しかし、一番重要な古事記冒頭の「宇宙のはじめ(別天つ神五柱)」「地球のはじめ(神世七代)」「人間のはじめ(修理固成)」については、明確な解釈がなされないまま現代に至ってしまいました。どの解説本を見ても、古事記冒頭部分は、簡単に触れるだけで終わっています(神々の多くが名義未詳のまま)。
その理由は、大和言葉の音義(一音一音の意味)研究が不十分であるところにあります。アマノミナカヌシの神の登場からはじまる神々の意味が、これまでよく分からなかったのです。
絵本「やまとことば神話」語り部養成講座では、大和言葉一音一音の仕組みからきちんと習うことで、神話冒頭の神々の意味を明らかにしていきます。
その基礎の上に、「宇宙のはじめ」「地球のはじめ」「人間のはじめ」という、最も大事な日本思想を学び取る構成となっています。
従って本講座から、他では聞くことの出来ない深い神話を伝えられる「語り部」が育つことになります。それが「言本師(ことのもとし)」です。
言本師は、分かり易い絵本「やまとことば神話」を用いて読み聞かせを行い、さらに読み聞かせを行う言伝師(ことつたえし)を育てていきます。
言本師や言伝師は、まさに二十一世紀のホメロス(ギリシャ神話の語り部)であり、令和の稗田阿礼(古事記を誦習)であると言えましょう。
その使命は、日本に原点回帰を起こして祖国をよみがえらせ、※大宇宙の生成発展に寄与し、人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献するところにあるのです。(※松下政経塾を建塾された松下幸之助翁の精神)
現在、8月からの第四期生を募集しております。
詳しくはホームページをご覧くださいませ。
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
◆新著を上梓しました! 『国是からはじまる新しい日本』
今、日本に一番必要なのは国家目標となる国是だ! 博進堂1980円(税込)
ご注文は下記Yahoo!ショッピングからお願いいたします。
store.shopping.yahoo.co.jp/hakushindo-store/441.html?fbclid=IwAR0PMT1-Y5VZHT7GPu1tCg5ukW7N46POjPRPjnFmDzJxuH_O-gqwZkCtDxc
◆講演録が出版されました。「学校も企業も すべては教育からはじまる」
かつて薩摩には、子供から青年までが集まり、年上が年下を教え導く郷中教育がありました。それによって、大西郷や大久保らが育ちました。
私は、この郷中教育を林塾政治家天命講座に生かしてきました。また林塾は、原点・大局・本氣・徹底教育を行なっていますが、これは松下村塾を主宰された吉田松陰先生に学んでいます。
講演では、これら幕末維新期の武士道教育を、現代にいかにして蘇らせるかについて述べました。本当に、最後は人、人が育つかどうかです。
store.shopping.yahoo.co.jp/hakushindo-store/442.html?fbclid=IwAR0ywN7392K-FTvXeyLeMWPrCb6nJBJJ9lQceIXppuYyPItytjiPFIhdIuE
◆林英臣全巻セット!
作文が苦手で、文集に載ったことなど一度も無かったのに、いつの間にか、沢山の本を博進堂から出版していただきました。
store.shopping.yahoo.co.jp/hakushindo-store/447.html?fbclid=IwAR2C2l-7hCtlT-GKM2JElrI3FSMakwy0ox5dzqErEBxHFP4CuW4wjMD1q54
●評論・随筆●
◆損得を超えた美しい生き方に感動!◆
損得を超えて一所懸命な姿を見たとき、我々は「なんという美しい生き方だろう」と感動します。
羽生結弦選手が、まさにそうでした。羽生選手は、メダルを取るためのテクニック駆使よりも、さらなる高みへの挑戦を選びました。
それは、武士道書の葉隠にある「図にはづれて死にたらば、犬死気違なり。(しかし)恥にはならず」という死生観そのものではなかったでしょうか。
誰もが逃げてしまう事に敢えて挑戦し、結局成功しなかったならば、犬死気違いだと言われる。でも、挑戦したのだから決して恥にはならない。それが武士道には大事な在り方だと。
羽生選手によって、日本人の美しい生き様が世界に示されたことに心服いたします。羽生選手の生き方を美しいと感じたのは、私たちの心の中にも同じように美しさがあるからですね。美しい生き方に接することで、益々美しく生きたいものです。(2月14日)
◆迷ったら原点に帰ろう!◆
自分を失いかけたときは原点に帰ろう。どちらに行こうか迷ったときも原点に帰ろう。新しい事をはじめたいなら、まず原点を腹に据えよう。続けるための氣力を取り戻したいときも、やはり原点に帰ろう。
人生の種であり、あらゆる成長の元になるのが原点だ。種や原点は、立志の前に必要となる素志でもある。重要な決断や判断も、最後は原点から導き出されるのだ。
原点を探すために、次の中から数点振り返ってみよう。
・ご先祖や故郷(ふるさと)、祖国から何を受けて生きてきたのか…
・幼少期に感じた事(喜怒哀楽)や、印象に残っている事は何か…
・これまでどういう師や友と出会い、何を学習・修練してきたのか…
・今の仕事や活動を始めた理由は、その動機に何があったのか…
・そもそも何のため誰のために、どんな生き方がしたかったのか…
・歴史や人物から「こうでなければいかん!」と感涙することは何か…
・自分は一体、何に怒り、どういう事に問題(危機感)を感じる人間なのか…
これらを素直に考えれば、原点・種・素志が、きっと浮かんで来る。そうして、自分を取り戻し、迷いが晴れ、氣力復活に至るきっかけになることだろう。(2月16日)
◆21世紀は東西文明の交代期◆
文明交代期は、世界史激変の転換期となる。よしっ! 何としても転換期を乗り越えよう。それには、人類救済の原理が必要であり、その確立に人生を賭けるのだ。
50年近く前、これを原点に林の綜學探究がはじまった。そして、今年からその原点に、もう一度立とうと思う。(2月18日)
◆器用な人ほど、案外「本当にしたい事」が見つからない…◆
ものに感じ易く、動作が機敏。一定の能力を持ち、何をやっても上手くこなす。計画を立てるのが早く、そこに的確に記載出来る。
そういう人ほど、案外「本当にしたい事」が見つからず、ある年齢で迷いが深まる場合があります。
では、どうするか。
そのままの人生でいいというなら、無理して「本当にしたい事」なんて探す必要は無さそうです。探したって見つからないかもしれないし、そもそも無い場合もあります…。
でも、やっぱりこのままでは嫌だ。何かもっとやるべき事があるはず。自分だって天命と呼べる事を見出し、もっと真剣に生きたい。そのように本心がうずき続けるなら、ここらでなんとかしないといけません。
そこで、何か計画を書いた表があるなら、そこに記載している活動や仕事、取り組みの洗い出しをしてみませんか。
重要度に照らし、続けても止めてもどちらでもいい事、出来れば続けたほうが良いと感じる事、命懸けでやりたいと思えてきた事、それを貫くために是非とも続けるべき事、人生の縁でどうしても逃げてはいけない事などに分けてみるのです。
どちらでもいい事は勿論、出来れば続けたほうが良いという程度の事も、きっぱり捨てねばならないときなのかもしれません。そうすることで、しがらみや拘りを断ち、本当にやりたい事が発見出来る可能性があります。
とにかく、迷っているときや悩んでいるときほど、人生の原点からとことん見直す必要があります。