筆者は高校二年生の三学期のとき(17歳)に、ある啓示を受けました。
「21世紀は人類にとって厳しい時代となるが、それを救うカギが東洋にある。
おまえは東洋を学べ」というものです。それが“声”となって天から降りてきて、腹にストンと落ちたのです。
連載
其の百十 志の達成を強く願い、天命に本氣になる!
松下幸之助塾長(松下政経塾)は常々、「強く願う」ことの大切さを説いていました。また、「本氣になる」ことの必要性も語っていました。
志の達成を強く願い、天命に本氣になる。このことを自分に対して、根気よく唱え続けましょう。そうすれば、それらが内部意識(深層意識)に自己暗示となってすり込まれていきます。
沖正弘導師の教えです。
其の百九 自分との戦いに負けると、宇宙力は己の中に入って来ない…
よく、勝負は相手との戦いではなく、自分との戦いであると言います。実際、物事が成就するかどうかは、結局自分との戦いによって決まります。
その戦いで大切なのが、自分の意識の持ち方です。残念なことに、信念の強化を止め、希望の達成を阻む意識があります。沖導師によれば、それは消極的な意識と消極的な生活です。
其の百八 いかにして、生活イコール「目的成就の体制」に近付けるか…
目的を成就させるための心得について、沖導師の教えが続きます。
「まず自分の目的が合理的であるかどうか、実力の線に沿っているかどうかを検討して、不合理なものや、実力の伴わない欲求は空想であるから改めなければならない。更に自分の生活と努力がこの方向に向いているかどうかを考慮して反省し是正しながら努力を続けるべきである。」(1960沖正弘『ヨガ行法と哲学』霞ヶ関書房91頁)
其の百七 成功を人と比べても意味の無いこと…
「内部の貧困思想」の中に、たとえば家族から十分な愛情を受けられなかったこと、過去の苦労や失敗といった辛い体験、間違った教育によって自己否定観や自虐史観などを受け入れてしまったことなどが考えられます。
其の百六 成功している姿を鮮明に描き、既に成就しているように振る舞え!
成功するためには、成功している姿を鮮明に描け。それは、大方(おおかた)の成功哲学が説く教えです。同じ事を沖正弘導師も述べていました。
「一つの希望を達成するためにはまず、その目的をはっきりと決定し、それを映像化して注意をこれに集中することが必要である。次ぎにこれを強く思いつづける。そして目的とすることが既に成就した場合を心に描いて、そのように振舞うことが必要である。外部の貧に打ち克つためには先ず内部の貧思貧想を一掃することが必要である。」(1960沖正弘『ヨガ行法と哲学』霞ヶ関書房91頁)
其の百五 世のため・人のためという、利他公益的な希望や夢を描こう!
希望や夢を持つことは大事ですが、希望や夢にもレベルがあります。自己中心的なレベルから、利他公益的なレベルまであり、どのレベルであれ強く願い、知恵を使って工夫し、諦めず続けていけば一定の成果は出ます。
其の百四 感動して熱くなっても、たちまち冷めて終わるようでは…
何事も、強く願い、鮮明にイメージするところから成功が導かれます。成し遂げようとする事に対して、イメージを鮮明に描くこと。そして、希望を持ち、目的からブレないこと。そこに、成功するか、不成功で終わるかの分かれ目があります。沖正弘導師は、次のように述べました。
其の百三 強く願い、鮮明にイメージするところから成功が導かれる…
思考によって、成功者ともなれば、没落者ともなります。そして、思考があらゆる「創造の元」になります。
「このように思考作用は創造の原動力であって、思考のないところに創造はあり得ない。また思考作用は宇宙の無限力と結びつく働きであると共に、内部の力を呼び起し方向づける働きでもある。古来偉人と呼ばれ成功者と言われる人たちは、よくこの思考は力なりという事実を知り、且つこの力を喚起し活用する方法を体得していた人たちである。」(1960沖正弘『ヨガ行法と哲学』霞ヶ関書房89頁)
其の百二 考え方によって快不快の感じ方が生じ、感じ方が幸福を導く…
目に見える形の背後に、目に見えない働きや作用が、定め(律)として存在します。心身は一如であり、心と体も、その目に見えない働きや作用の現れです。そのことを、沖正弘導師は次のように説きます。