その146 部下たちは、注意しなくても用心し、要求しなくても力戦するようになる

孔子や老子、韓非子らは、いずれも人間通の思想家でした。喜怒哀楽に揺れ動く人間という存在を、的確に掴んでいる者を人間通と呼びます。孫子も人間通として、人間心理をよく捉えていたことが分かります。

人間は弱い存在であり、誰だって死にたくありません。人間心理として、死を恐がるのは当然のことです。しかし、乱世に生まれた以上、戦いを避けて通れないのが宿命であり、武人は死を恐れぬ勇猛さを求められました。

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世界で一番先祖供養が盛んな“不死の国”!

こんばんは。今日4月8日は、釈尊の誕生を祝う花まつり・灌仏会です。

◆日記:4月7日(水)
東京・経世志塾で講義~孫子の兵法・第1回「始計篇」「作戦篇」「謀攻篇」

◆10日(土)は名古屋綜學院、11日(日)は京都綜學院で講義します。
名古屋は「江戸日本学」、京都は「孫子の兵法」を話します。

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その145 浅ければ心はドキドキ浮き立つ、もはや深く踏み込む以外に道は無い!

沢山の人があっけなく死に、都市が一気に破壊されてしまうのが戦争です。まさに戦争ほど悲惨なものは無く、人類の愚かさを示す悪習慣とも言えます。
だからこそ孫子は、戦わないで勝つ方法を唱えました。戦闘は仕方無くするものであると。

しかし、どうしても戦わなくてはならないときは、やはり勝たねばなりません。戦闘となれば、前線の兵士らが腹を括り、豪傑となって奮戦するしかありません。指揮する将軍の任務は、恐怖に駆られている兵士らに覚悟を据えさせ、もう戦う以外に進む道は無いという状況に導くところにあります。

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渋沢栄一が甦ったらどうするか…

こんばんは。柿渋や水素水に、コロナウイルスを死滅させたり、重症化を抑えたりする効果があるというニュースを見ました。良いと言われるものは、まず自分から試してみるのも対策だと思います。早速私も「柿渋のど飴」を購入し、しばらく使っていなかった水素水生成器(携帯用)を取り出しました!
いろいろ組み合わせてみて、相乗効果で免疫力が高まれば有り難いことです。

◆日記(3月30日~4月3日)
・30日(火)国会綜學勉強会(第55回)でオンライン講義~
「渋沢栄一に学ぶ、立志の基本と事業を興す者の心得」
・2日(金)神戸・今啓林綜學会で講義~世界情勢+論語+孫子の兵法
・3日(土)関西林英臣勉強会で講義~帝王学の『帝範』と臣下の心得『臣軌』

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その144 いかにして腹を括らせ、覚悟を据えさせるか…

戦争は常に死と隣り合わせだから、兵隊は誰もが開戦を恐がります。将軍は、そういう兵士らに腹を括らせねばなりません。もう戦う以外に無いと覚悟を据えさせたときに、兵士たちは豪傑ともなって奮戦するようになるのです。

《孫子・九地篇その三》
「敵国に進入するときの方法だが、深く攻め入るほど味方は戦いに専念し、敵は抵抗出来なくなる。(食糧は)敵の沃野(よくや)から調達すれば全軍の食は足りる。休養に努めて(兵士を)疲労させず、氣を合わせて力を積ませよ。軍を動かす際は謀計をめぐらし、相手に測られないようにせよ。

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新型コロナウイルスを食品で抑えられないものか?!

こんにちは。浜松は今日もポカポカ陽気です。
今夜は国会綜學勉強会(第55回)でオンライン講義をします。
演題は「渋沢栄一が関わると、なぜ事業が興り発展するのか?」です。

◆日経新聞の朝刊記事によれば、香港では政治的な締め付けが、いよいよ芸術分野にまで及んできたとのことです。表現の自由が狭められ、デモに関する写真展や映画上映は、中止が相次いでいると。

基底文化に基づく自由な文化創造が起こらねば、新しい社会秩序は誕生しないのですから本当に残念なことです。

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その143 最初に、一番強そうな奴を倒せ!

それから「ある者が質問」しました。「敵が整った大軍で、まさに攻めて来ようとしているときは、どのように対応すればいいのか」。これへの孫子の答は「まず敵の要(かなめ)を奪え。そうすれば、こちらに従うだろう」ということでした。

事前に相手に対する離間策を仕掛ける間も無いまま、逆に整った大軍となって攻めて来るときは、一体どうすればいいのかという問いです。孫子は明快に、「敵の要を奪う」ことに集中せよと回答しました。「敵の要」の原文は「その愛する所(其所愛)」で、要とは相手の最重要箇所のことです。

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非道大国の汚名を被るのか、共生文明を創造する王道中国となるのか!

こんばんは。早くも桜の気節となりました。

◆4月上旬の講義予定です。是非ともご参加くださいませ。
☆今啓林綜學会(神戸)4月2日(月)午後6時半~9時
論語~脚力よりも徳力が名馬の理由。孔子の嘆き~私を知る者は天のみか。他
孫子の兵法その三「謀攻篇」~最善の勝利とは。勝利を見通す5つの条件。他
会場:神戸一宮神社 社務所 
三ノ宮駅から徒歩10数分のところに鎮座する、隠れ家のような神社です!
参加費:ビジター3000円 ※直接お越しいただいても大丈夫です!

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令和3年4月度:志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけますので、是非ともお運びを!東北→関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっております。なお、隔月開催などの会は、5月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。
また、開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があるほか、新型コロナウイルスの流行によって、オンライン開催となる可能性もあります。
念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

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その142 組織の結束力が弱まる4つのポイント(関係)

軍隊の「結束力が弱まりそうなポイント」として、前軍と後軍、大部隊と小部隊、身分の高い者と低い者、上官と部下という4つの関係が示されました。これらは、いずれも互いに反発し合う関係にあります。

前軍と後軍は、企業なら本社と地方に置き換えられます。本社がお高くとまれば、地方の支店や工場は、本社に対して卑屈になります。そこが亀裂の元になるのです。

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