其の六十二 絶え間ない雑談、その内容は無駄話ばかり…

では、会話について書かれている『徒然草』第百六十四段を読んでいきます。

《徒然草:第百六十四段》
「世の中の人が出会うとき、少しの間も黙っているということが無く、必ず何か話をしている。その内容を聞くと、多くは無駄話だ。世間のうわさ話、他人の批評などは、自分のためにも他人のためにも、失うことが多く得るものは少ない。

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11日(土)は東京綜學院で、「1万2千年の日本史」を講義します。

こんばんは。皆さん、お元気ですか。
11日(土)は東京綜學院で、「1万2千年の日本史」を講義します。

◆一昨年(令和2年8月)空手道三段(全日本空手道連盟公認)をいただいたあと、昨年から月1回程度、東京にある空手道松濤會本部道場のシニアコースに通っています。(武道の自主稽古は、自宅や宿泊先で月に20数回実施)。

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其の六十二 気に入らない発言を受け入れないという「言葉のボール拒否」も困る

兎に角、会話はキャッチボールみたいなものです。良い球を投げ合ったら練習になるのに、乱暴に投げたらデッドボールの連発にもなりかねません。言葉のキャッチボールも全く同じです。

また、自分にとって気に入らない発言を受け入れないという「言葉のボール拒否」も困ります。頭ごなしに「それはあり得ない」だの「全然理解出来ない」だのと拒否反応を示されれば、こちらは閉口せざるを得ません。特に、常に誤情報や陰謀論に引っ掛かっては、それらを無批判に持論とし、異なる意見を受け入れないで批判し続けるような人に「言葉のボール拒否」が見られます。

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改革は急ぎ過ぎると失敗する…

こんばんは。先月末に発熱があり、リアルご参加の皆さんにうつすわけにはいかないので、オンライン講義が続きました。昔は「風邪は誰かにうつせば治る」なんて言いましたが、今は冗談にも言えませんね。

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令和4年6月度:志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけますので、是非ともお運びを!関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっております。なお、隔月開催などの会は、7月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。また、開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があるほか、新型コロナウイルスの再流行によってオンライン開催となる可能性もあります。念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

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其の六十一 カラオケ会話や尻取り会話、この自分もやっていた?!

人の言うことを聞かないカラオケ会話、言葉尻だけ掴まえて話題を自分のほうに持っていく尻取り会話。どちらも言い放しであり、対話を重ねての深まりというものがありません。

まあ、雑談ならそれで構わないのですが、仕事や活動における会議で、カラオケ会話や尻取り会話が当然のように起こっていたら相当問題です。そうならないためには、今日は何を議論するのかについて、予(あらかじ)め主題を決めておくべきです。

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こんにちは。浜松は、初夏らしい爽やかな天気です。

こんにちは。浜松は、初夏らしい爽やかな天気です。
大学院に入学して2ヵ月が経ちました。教本や参考図書を読み、内容をまとめ、なんとか「密教学概論」のレポート下書き(4単位分・約4000字×4本)が整ったところです。

それにしても空海の密教は、面白いし、素晴らしい!大和言葉の日本思想(国学)に、よく似ていて驚く!東洋に世界人類を救うカギがあることを再確認する日々です。

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其の六十 これもダメ!話がそれていく尻取り会話…

あるいは、カラオケ会話の亜種に「尻取り会話」というのがあります。これは言葉のキャッチボールが出来ているようでありながら、実のところ相手が語る内容の言葉尻だけを捉えて反応しているものです。相手の発言の一部だけ使って、自分の言いたい事や自慢話に持っていこうとする会話ですので、遣り取りに深まりというものが起こりません。

例えば、こんな遣り取りが尻取り会話です。

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日本復活のため、是非とも古事記の語り部になってください!

こんばんは。紫陽花が綺麗に咲きました。今日の浜松は終日雨天なり。
本日は18時半から「やまとことば国学の世界観」講座・第五講「アメツチ」の講義があります。タカアマハラ(高天原)の意味と重要性についても触れます。
(※会員限定のオンライン講座で、来年度も開催します)。

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其の五十九 これはダメ!ただ自分が喋りたいだけのカラオケ会話…

人が集まったときの会話に、無駄話が多いということを兼好法師は指摘しています。人間は言葉を使う動物であり、話が弾むのは悪いことではありませんが、あまりにも無駄話が多いのは如何なものかと。

「ことば」の語源説に「凝止葉」、つまり「凝り止まった思いが外に出たもの」とする解釈があります。人は誰でも、心の中に凝り止まった思いがあり、それを誰かに向かって喋り、どこかで聞いて貰うことで発散したいと願っているものです。

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