其の五 残心~どこまでも心を込めようとする日本人らしい所作

「残心」という心得があります。相手に対し、あるいはその場に対して心を残し、いっそう完成度を高めていく。そういう、どこまでも心を込めようとする日本人らしい大事な姿勢が残心です。

残心は、単に「そこに意識を留める」という程度の事ばかりではありません。真剣な氣迫によって、精神エネルギーを向こうまで突き通すということこそ本来の残心であり、それによってトドメを刺すことにもなります。

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令和3年8月度:志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけますので、是非ともお運びを!関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっております。なお、隔月開催などの会は、9月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。
また、開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があるほか、新型コロナウイルスの流行によって、オンライン開催となる可能性もあります。
念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

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其の四 怒りの手紙が返って来るようなら、まだ私への想いが続いているはず…

四季の移ろいがもたらす豊かな自然は、日本人の持つ細やかな感性を育みました。季節毎の風情を味わえるところに、我が国特有の人生観や幸福感が存在したのです。その季節感は、会話において季節の挨拶から始める日常生活や、手紙において時候から書き起こす作法を生みました。俳句に必ず季語を入れることも同様です。

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当事者から声を上げよう!

こんにちは。東京オリンピックの選手たちの一所懸命さに感動の連続ですね!

◆日記(7月31日)
・31日(土)伊那谷文明維新塾でオンライン講義~『宋名臣言行録』と帝王学

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其の三 元来の「おもしろい」は明るい様子のこと…

公家から武家へと時代の主役が移行する中、兼好法師はそれら両方の立場を繋ぎながら、自然や世の中、人間に対して鋭敏な感性を発揮しました。その豊かな観察眼を第三十一段のエピソードからご紹介し、兼好法師の細やかな人間性を味わってまいりましょう。

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動かぬものを持て!

こんばんは。暑中お見舞い申し上げます。
暑い中のオリンピックですが、選手の皆さんもスタッフの方々も大活躍ですね!

【ご案内】「郷中教育」オンラインセミナー
●中小企業経営者 ●人事労務担当者 ●教員には、特におすすめ!
学校も企業も、すべては教育からはじまる!
「郷中教育(ごじゅうきょういく)」から、これからの教育のあり方を考える…

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其の二 日本人にとって、謙虚さは自信の裏返し

《徒然草:序段》 「する事もなく暇でならない。退屈な心のまま、一日中硯(すずり)に向かって心に移り行くつまらない事を、とりとめもなく書き付けてみたところ、何とも変な気持ちになってきた。端から見たら、きっと気違いじみている …

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オリンピックが始まりました。全選手の健闘を祈願いたします!

こんばんは。オリンピックが始まりました。全選手の健闘を祈願いたします!

◆20日(火)は浜松・東林志塾で孫子の兵法・第一回始計篇を話しました。そして、22日(木)と23日(金)は會津喜多方へ(林塾・東北講座)。
東北の地からオンラインで関東講座、東海講座、関西講座、九州講座、沖縄講座を結び、全国の弟子たちに大和言葉と古事記について講義しました(計6時間)。

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其の一 硬派な徒然草!武士の在り方や武芸者の心得

『徒然草』という随筆を知らない人はいないでしょう。作者の卜部兼好(うらべかねよし)は、鎌倉末期から南北朝時代にかけての文人です。

卜部兼好よりも吉田兼好(よしだけんこう)という名前のほうが世に知られておりますが、実は“吉田兼好”はいなかったということが明らかにされています。

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