名執権として知られる北条時頼には、その母親の賢明さを称える逸話があります。武家政権らしく質実倹約に努め、驕奢な生活を戒める心得が、母親の教えにあったとのこと。
貧しさは人を卑屈にし、贅沢なだけの豊かさは人を堕落させます。政治は国民を卑屈に陥らせても、堕落に導いてもいけませんが、まず上に立つ指導者から己を戒めなければなりません。
名執権として知られる北条時頼には、その母親の賢明さを称える逸話があります。武家政権らしく質実倹約に努め、驕奢な生活を戒める心得が、母親の教えにあったとのこと。
貧しさは人を卑屈にし、贅沢なだけの豊かさは人を堕落させます。政治は国民を卑屈に陥らせても、堕落に導いてもいけませんが、まず上に立つ指導者から己を戒めなければなりません。
こんばんは。明後日23日は、「暑気退かんとする」二十四節気の「処暑」ですが、今週も残暑が厳しそうですね!
「手近なところを正しくすればいい」という心得は、「世を保つ方法」においても同じです。もしも「国内政治に慎重さが欠け、軽はずみで、勝手気まま」な状態に放置しますと、国内の「秩序が乱れ」、「遠国が必ず背(そむ)くこと」になります。
兼好法師は「何事も、外に向かって求めてばかりいてはいけない。ひたすら手近なところを正しくすればいい」と教えました。常に、手元や身近なところを大切にせよという教訓なのですが、なかなかこれが難しく、努力しているにも関わらず思うように成果が出て来ないと、だんだん外に目が向いていきます。
手元や身近なところを大切にせよという教訓の続きです。それらは、空間的に近いところであると同時に、時間的にも近いところであるということを、大和言葉の世界観によって述べました。
さて、宋代の名臣に、仁宗・英宗・神宗の三代に仕えた清献公(諡は趙抃、1008~1084)という人物がおりました。清献公は、急進的な改革を目指す王安石(1021~1086)とは意見が合いませんでした。
こんばんは。今日は本暦七月七日です。そろそろ空が澄み渡るべき頃ですが、それどころか東北や北陸では豪雨災害が発生しており心配が尽きません。
手元や身近なところというのは、空間的に近いところであると同時に、時間的にも近いところを意味します。時空は元来一如であり、大和言葉ではそれをマの一音で表してきました。「間取り」や「間合い」なら空間、「間が無い」や「束の間」なら時間というように、マ音は時空が連続体であることを示しています。
アインシュタインが主張した通り時空が連続体であるとすれば、時空の本質・本体とは一体何でしょうか。それは変化・活動そのものにあると考えられます。
こんばんは。昨日は博多で講義しました。往復8時間の新幹線車中は、大学院の課題図書に目を通すための貴重な場となります(すぐ寝てしまいますが…)。
◆日記
27日(水):九州政経倶楽部で、文明転換期の世界と日本の針路について2時間講義。参加者の半数が、初リアル受講の方々で盛況に!林塾からも多数が参加!