No.142 現代文明は、まさにマガツヒ文明

◇マガツヒも集めると大きな力になる◇

マガツヒも集めると大きな力になります。エネルギーが強まり、それを使って高い地位に就いたり、金儲けが出来たりします。「有名人になって何でも手に入れたい」、「金持ちになって羨ましがられたい」と強く願えば、その熱意によってマガツヒが引き寄せられ、願望が実現して栄えてしまうのです。一時的で永続性に乏しいとしても、力があれば願いは“物理的に”叶うものです。

続きを読む

No.141 未完成なところや不完全さは、実は伸び代(のびしろ)なり

◇念子にもレベルの違いがある◇

先に述べた通り、人間は念子の放出体であると同時に、その吸収体でもあります。念子を出したり受け入れたりしながら、全うされるのが人の一生です。

その際、注意すべきことがあります。それは素直な心の大切さです。曇り無き心でいないと、高レベルの念子を出せない(受け入れられない)ばかりか、低レベルの念子を発して(集めて)しまうことになってしまいます。

続きを読む

No.140 先人の念子が乗り移ると、普通では成し得ない創造力が発揮される

◇人にはそれぞれ、その人の天性と使命がある◇

吉田松陰先生は、全身で考え抜いた意見のみを信じました。頭の中を巡らせただけの意見が、如何(いか)にあてにならないかを知り抜いていたのです。激動期の困難にぶつかったときは、身体全体で練り上げた「止むに止まれぬ思い」、則ち胆識レベルから出て来る意見でないと全然役に立ちません。

続きを読む

No.139 人間の価値は、どんな念子を発して生き抜いたかで決まる

◇人間は、精神エネルギーの放出体◇

人間の特徴は、その活発な精神活動にあります。感じたり、考えたり、願ったりした事を、絵に描いたり、物で作ったり、言葉に表したりします。他の動物に比べ、その創造性たるや格段に高いものがあります。

人間は、精神エネルギーの放出体です。人間から発せられる心のエネルギーには無限と言ってもいいほどの力があり、本連載では、分子、原子、素粒子に倣って、それを「念子」と呼んできました。

続きを読む

No.138 囚われや拘(こだわ)りを超えた、真に自由な世界

◇「賢しらな輩」が国を傾け、国民を苦しめてきた◇

こうして老子の政治原理は、「賢しらの人為」を否定するところにありました。才能と欲望を、可能な限り結ばないよう促したのです。

才能には高低の差があり、欲望には公私の違いがあります。問題は、才能の高い人が私的な欲望を膨らませてしまうところにあります。優秀な者ほど、自分の才能に溺れ、私利私欲に走ってしまうのです。老子が否定しているのは、まさにそこでした。

続きを読む