No.81 日本の再生には、新たな国是が不可欠

国是が明瞭な時代が、国家の成長期となる

明治以降の近現代日本史を振り返りますと、国是が明瞭な時代と成長期が重なっています。明治時代と戦後昭和時代がそれです。その成長を支えたのが、経営理念と国家理念を結んだ企業群でした(国是、国家理念、国の目標。これらは、ほぼ同義の言葉です)。

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No.79 社長は奥さんの言いなりだ、などと思われていないかどうか

上役に威厳と器量があること

【経営の原理原則・第六条】
社員がトップの志を理解し、自己啓発に熱心であること

経営理念や行動指針が出来たら、トップをはじめとする上の者(役員・幹部)がこれを守ることが肝腎であると述べました。さらに社員全員に、理念と指針を浸透させていきましょう。そうすれば、トップの志が皆に理解され、それによって一人ひとりの自己啓発が進むことになります。なかなか社員に伝わらないからと言って、決して諦めるようなことがあってはなりません。

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No.78 理念を作った本人(経営者)が、まず理念を守ること

自由の意味は、何やっても勝手ということか…

「言葉の定義を明確にさせよう」ということの解説の続きです。例をもう一つ。
行動指針に「自主性を持って事にあたります」という言葉があったとします。
これを、どう解釈するかです。

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No.74 トップを、どう補佐するか

前号で【経営の原理原則・第二条】と書きましたが、正しくは【第三条】でした。謹んで訂正致します。

経営者は、船長のような存在

トップは孤独な存在です。重い責任を背負う中、逃げないで毎日踏ん張っています。部下には部下の言い分があることは承知の上で、トップを補佐する立場の皆さんに「もっと社長を知って下さい」と言いたいのです。

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