No.12 公利公欲という大局に立った希望や理想を、大いに起こせ

発展への希望を失ったら、そもそも人間が存在している意味がない

より良くなりたい、もっと伸びたいという意欲は、人間の成長や社会の発展にとって必要な精神です。大宇宙は生成発展を基本原理としており、人間社会もそれに合わせて成長するのが自然の姿です。発展への希望を失ったら、そもそも人間が存在している意味を見失うことになりかねません。

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No.11 戦争で“馬の人生”まで変わってしまう

それぞれ得意とする分野で役立ち合おう

「気は優しくて力持ち」というのは、自分が持っている力を、他人のために生かせる人のことです。もしも財産家なら、財力で社会に奉仕する。知性に秀でた文化人であれば、知恵を生かして人を助ける。困っている人を助け、それで喜ばれることが、自分の喜びにもつながるという人たちです。

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No.8 素直さや無我から、念子を入れる余裕や器が生まれる

自分を通して何かが表現されていく

大直と大功と大弁。これらは、飾らない素直な生き方の表現に他なりません。我を張ったり、格好良くやろうとしたり、人よりも目立とうとしたりしない生き様です。そういう状態を「無我」と言います。

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No.6 付き合いの悪い奴、孤独で変わった人などと思われても…

人と衝突してばかりいるのは、決して真っ直ぐな生き方ではない

では、「大直は曲がって見える」ということを、私たちの人生に置き換えてみましょう。すぐに浮かぶのは、やたらに摩擦を起こし、人と衝突してばかりいるのは、決して真っ直ぐな生き方ではないだろうということです。

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No.5 真っ直ぐ進んでいるのに、曲がって見えてしまう

カーブした道路を自動車が走るようなもの

次に「真っ直ぐなものは曲がっているかのようであり、精巧なものは稚拙なように見え、雄弁は口下手に聞こえる」についてです。何だかわけの分からないことを言っているようですが、それぞれ深い意味があります。

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No.4 人物は「あそびのある余裕」を持っている

満杯のコップや、伸びきったゴムでは困る

老子が理想とする人物は、必ず「あそびのある余裕」というものを持っています。茫洋(ぼうよう)としていて掴みどころがない感じでありながら、実は社会と人間をしっかり捉えているというふうです。

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