太陽を神様と受け止め、道徳の規準とすることは、幼稚な古代人の宗教のように見えるかもしれません。でも、そう思うことのほうが浅薄(せんぱく、浅くて薄いこと)です。
連載
No.25 日本は最も新しい国であると同時に、最も古い歴史を持つ国
それから、近年日本で流行しているボーイスカウト(少年団)も、発端(ほったん、起こるきっかけ)は日本にあります。英国人(イギリス人)のバーデン・パウエル(1857~1941)という人が始めたので、英国から起こったと思っている人が多いのですが、そうではありません。
No.24 富豪や権力者が、国民に対しておごり高ぶっていないかどうか
このように、共産思想的な政治や生活は、我が国では昔から存在していました。それは、自然に起こった美しい風習だったです。
しかし、外国から入ってきた共産思想は、似ているようでいて全然違います。どうして共産思想が生まれたのかという理由が別なのです。
No.23 日本では昔から共産主義!?
林の補足:共産主義とは、私有財産を認めないで利益を平等に配分し、支配者のいない世の中を作ろうとする政治思想です。権力者が人民を苦しめ、金持ちである資本家が貧しい労働者から利益を奪い取るようなことがありません。これを社会主義とも呼びます。
No.22 皆で話し合って衆知を集めるのは、日本政治の伝統
今から1300年以上も前に(現代からは1400年以上前)、聖徳太子(しょうとくたいし)という立派な政治家が現れました。
太子は「憲法十七条」という、政治や生活の心得にあたるものをおまとめになりました。その第十七条に、次のように書かれています。
No.21 最古にして最新(太陽と日本、どちらも最も古くて最も新しい)
太陽は地球よりも古いのだから、太陽は世界の骨董品(こっとうひん、とても古くて価値の高い品のこと)と言えます。地球上のどんな物よりも、太陽のほうが古いのです。
No.20 万世不易と皇統連綿(ばんせいふえきとこうとうれんめん、 果てしなく続く太陽国日本)
万世不易(ばんせいふえき)という言葉があります。万世はいつまでも永遠に、不易は全然(ぜんぜん)変わらないという意味の熟語(じゅくご)です。
No.19 一人ひとりが小太陽となる
太陽の光が差しますと、それまで暗かった部屋が急に明るくなります。
日本の国がもっと充実し向上することで、世界中の民族や国々、さらに海も山も草も木も、地球上のすべての存在が明るく照らされ、本来の姿を取り戻して栄えて貰わねばなりません。
No.18 第4章 太陽主義(太陽のように生きよう)
続いて、大日本主義は太陽主義であるということについてお話しします。
太陽が照り輝いているのは、激しく燃えているからです。その仕組みは、科学の発達によってだんだん解明(かいめい)されてきました。
その結果、太陽は単なる物質現象だとする考え方が起こったのです。
No.17 私たち日本人は、決して闘争思想に誘惑されてはならない
闘争には必ず勝敗があり、長い目で見ると勝っても負けても不幸になります。
親子が相争わねば幸福を得られず、夫婦が率先(そっせん)して仲違(なかたが)いしないと平和にならず、友人とケンカしないと仲良くできないというわけがありません。