第10章 結論(けつろん、むすびのことば)
ここまでの解説(かいせつ)で、大日本主義の内容をお分かりいただけたことと思います。日本に立ち位置を定め、日本人であることを深く自覚し、そこから世界に目を向けて生きていくのが大日本主義です。
すでに皆さんは、日本国の優れた点を知りました。そうであれば、ますます学ぶべきことを学びましょう。迷うことなく大日本主義を握りしめ、その一筋(ひとすじ)の道に突入し前進あるのみです。
第10章 結論(けつろん、むすびのことば)
ここまでの解説(かいせつ)で、大日本主義の内容をお分かりいただけたことと思います。日本に立ち位置を定め、日本人であることを深く自覚し、そこから世界に目を向けて生きていくのが大日本主義です。
すでに皆さんは、日本国の優れた点を知りました。そうであれば、ますます学ぶべきことを学びましょう。迷うことなく大日本主義を握りしめ、その一筋(ひとすじ)の道に突入し前進あるのみです。
私たちは、日本の紀元を遠慮(えんりょ)することなく使いましょう。誰かに気をつかって、知らぬふりをしたり隠したりする必要はありません。紀元は、天地と共に変わらぬ国民の誇りです。
4 歴史的優越(れきしてきゆうえつ、日本は歴史が優れている)
我が国は、その位置する場所が優れているということを述べました。さらに、どの国と比べても歴史が優れています。
日本の歴史にも、皇室が身内(みうち)で争ったり、臣下の中に不忠(ふちゅう、忠義に外れていること)の人間が出てきたりしたことがありました。でも、それが試練(しれん)となり、必ず忠臣(ちゅうしん)が現れて皇位(こうい、天皇の位)が守られてきました。
日本列島が民族を養う場所として最善(さいぜん、最もよいこと)であったのは、決して昔の話ではありません。今後も日本は大使命を果たす上で、最も素晴らしい場所なのです。
現実に東西の文明(東洋文明と西洋文明)は、我が国によって融合(ゆうごう、合わさって一つになること)されつつあります。今や世界の潮流(ちょうりゅう、時代の傾向)は、太平洋を舞台に日本を中心として形成されつつあります。
3 地理的優越(ちりてきゆうえつ、日本は国を建てた場所が優れている)
鳥は卵を産む場所を、獣(けもの)は子を産む場所を選びます。また農民は、野菜や草花の苗(なえ)を育てるときに、土がよく耕されている発芽しやすい場所を選びます。
我が国体(こくたい、国柄)と我が民族の優秀さをフランス人が認め、日本と日本人の使命を誉(ほ)め称(たた)えてくれたという話をしました。
でも、一言注意しておきます。日本国民は、決して思い上がってはいけません。もしものときは、神風(かみかぜ)が吹いて日本国を助けてくれると思っている人がいませんか。日本を助けるための神風(かみかぜ)が、いつでも吹くと思ってはなりません。神々の助けが必ずあるとして、他をあてにしているようではいけないのです。
フランス人のポール・リシャール氏が、次のように言われました。
「どの国よりも優れていて、栄誉(えいよ、輝かしい誉れ)ある日本国民の皆さん。どうか、すでに与えられている栄誉を自慢するのではなく、あなたの国に元々(もともと)備わっている使命を誇ってください。
2 民族的優越(みんぞくてきゆうえつ、日本民族の素晴らしさ)
人類には人種(じんしゅ)の違いがあり、白人・黒人・黄色人などに分けられます。白人は肌の色で優劣が決まっていると考え、白人が一番優秀であるとしてきました。しかし、その考えは根本的に誤っております。
国旗について、国民の皆さんにお願いしたいことがあります。国旗は国家の象徴ですから、祝日(しゅくじつ)はもちろんのこと、国家的な慶弔(けいちょう、結婚などのお祝い事と葬式などの悲しいこと)を表すときに素直に掲揚(けいよう、高く掲げること)しましょう。それは、国民の大切な義務であり誇りでもあります。
「国名について」
我が国を「日本」と呼ぶのは、一体いつ頃からなのでしょうか。その説はいろいろありますが、太陽主義の我が国を称(しょう)して日本を呼ぶのは偶然(ぐうぜん)ではないと思われます。名(な)は体(たい)を表すというように、名前は本当に大切です。