No.95 日本こそ、老子が理想とした国家なり

◇何事であれ「因」が「果」をもたらす◇

どんな結果にも、元になる原因があります。何事であれ「因」が「果」をもたらすのであり、これを因果の法則と言います。

幕末志士たちの活躍という「果」にも、彼らを育てた「因」がありました。
江戸期の教育がそれで、知・情・意が見事に揃っていたのです。「知」では蘭学や洋学が、世界の中の日本という大局観を与えました。「情」では国学や神道が、日本人が持つべき熱誠を養いました。「意」では朱子学や陽明学、あるいは武士道が、“革命家”として生きていく上での覚悟を導きました。

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No.94 徳を積み重ねていけば、打ち勝てないことは無い

◇心を込めたことに対して、人はつつましくなる◇

「つつましさ」について、もう一言述べておきます。「つつましさ」の原文は「嗇(しょく)」で、これは「麦を倉に収めて外に出さない」という様子を表した漢字です。そこからケチという意味が出てくるのですが、決して悪いことではなく、浪費しない、無駄をしないという「物を生かす」精神を表しています。

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No. 93 ケチが人類を救う!?

◇つつましい倹約が政治の基本◇

それでは、第五十九章の解説をします。つつましい倹約が政治の基本であり、倹約は天地自然の原理に従うことでもある。それが徳であり、徳を積めば無限となる。無限となれば、国を永遠に保つことが出来ると述べられています。

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そもそも日本は守るに足る国なのか?

こんばんは。綜観の地元は、浜松祭り真っ最中です。

フェイスブックを始めて半月が過ぎました。
出会いを深めたり、新しい出会いがあったり、旧交を温めたり…。
なかなか面白い世界だと思います。

それからiPhoneに移行して4日目。
見知らぬ人にフェイスブックの「友達リクエスト」を送ってしまうなど、四苦八苦していますが、それでも次第に慣れてきました。

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平成25年5月度:志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけます。
是非ともお運びを!
東北→関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっています。
隔月開催などの会は、平成25年6月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。
開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があります。
念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

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No.92 問題の根源は、膨張資本主義+欲望民主主義にある

◇松下幸之助翁の無税国家論◇

『老子』第五十九章には、無駄や浪費に対する注意が述べられています。
倹約によって、国は永続するのだと。

松下幸之助翁の主張に、有名な「無税国家論」がありました。予算を全部使い切らないで積み立てていき、蓄積したお金を運用する。それによる利益を予算にあてれば税金が減り、やがて無税国家になるという説です。無税どころか、お金が余れば、さらに「収益分配国家」にもなるという案でした。

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No. 91 人間の使命は、未完成の宇宙を進化させるところにある

これからの文明は、地球と人類が一体となった「綜合文明」◇

共生文明は融合文明であり、全体文明、綜合文明とも言えます。東西の融合文明として、地球全体を綜合的に生成発展させるのが共生文明です。

人類の生活と活動が、地球全体にとってどうなのか。今ほど、それを考えねばならないときはありません。天・地・水に対して、人が調和する文明を創造するのです。

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