その96 仏教が日本化して、どうなったか?日本仏教の特徴5点

仏教によって、日本人の心根が深まったと述べました。それは、仏教が日本化することによって成されたと言えます。日本仏教の特徴を挙げるならば、下記5点を外せないと思います。

第一は「現世肯定」です。元来は現世の苦痛を除き、輪廻転生しなくても済む自分を養うところに仏教の意義がありました。それを、現世を「仮の世」としないで肯定し、この世を本舞台と心得るよう意識を転換させたのが日本仏教です。

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膨張資本主義という歪みを正して「公益経済の確立」を!

こんにちは。8月も最終日となりました。日は短くなってきたものの、照りつける太陽の暑さは、まだまだきついです。夏バテに用心しましょう!

◆明日は南信州の伊那谷へ参ります。
☆伊那谷文明維新塾 9月1日(土)
※大雨により中止となった7月の内容を明日行います。

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その95 弱者や不器用者、病者や貧者をお救いしてこそ、釈尊の教えに叶う

釈尊はまた、「平等」の大切さを説きました。最古の経典である『スッタ・ニパータ』に、次のような釈尊の言葉が出ています。生まれによって賤しい人やバラモンになるのではなく、行為によって賤しい人やバラモンになる。

バラモンは祭祀を司る司祭階級のことで、インドの身分制度であるカーストの中で最高の位置にあります。釈尊は、生まれによって人を差別するなと言って、カースト制度を否定したのです。この平等観は、女性に対する蔑視や軽視の否定ともなりました。

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一週間、上海とその周辺を回りました。

こんばんは。昨日は「処暑」。確かに、少し暑気が退いた気が致しました。

◆8月15日(水)から21日(火)まで一週間、上海とその周辺を回りました。今回感じたことは、チャイナは、まだまだ日本より後れているなということです。

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その94 不完全な自分そのままでいいから、誰かの役に立つ生き方をしよう

仏教の話を聞いたときに、「小乗」「大乗」という言葉を耳にしたことがありませんか。釈尊が入滅して約500年経った頃、仏教界に革新が起こりました。それは西暦紀元前後頃のことで、自分ひとり救われて終わるのではなく、一切の衆生(命あるもの)を救済してこそ釈尊の教えに叶うと考える仏教徒が現れたのです。

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残暑お見舞い申し上げます。

こんにちは。残暑お見舞い申し上げます。
明日は「終戦の日」。英霊と犠牲になられた方々の御霊に合掌礼拝致します。

◆明日から夏季休暇を取り、22日(水)まで“ネット断食”を致します。恐れ入りますが林へのご連絡は、23日(木)以降にお願い申し上げます。

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その93 人生観を向上させ、問題があれば、現世で解決しよう!

あらゆる結果には原因がある、というのも仏教の教えです。それを因果応報と言います。「因」は原因、「果」は結果、「応報」は自分の行為に応じて受ける報いのことです。善因には善果が、悪因には悪果が応報します。

この因果応報によって起こるのが「輪廻転生(りんねてんしょう)」です。現世の行為によって来世の生活と運命が決まり、車輪が回転し続けるように何度も生まれ変わっては苦労を重ねることになるのが輪廻転生です。

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欧米中心主義という歪みを正して「共生文明の創造」へ

こんばんは。立秋が過ぎたのに、猛暑が続きます。
予想温度が35度を下回ると、今日は過ごしやすいかなと思ってしまいますね。

●日記● 平成30年8月7日~11日

◆8月7日(火)、浜松・東林志塾(日内地孝夫塾頭)で講義。「論語」講座(6)では、先祖がいるかのように祭り、神々がいるかのように祭ることの大切さと、知らぬフリして式典の準備状況を確認した孔子の知恵について話す。封印の書『学術維新原理日本』講話(6)では、日本には日本の風土に適した生活があるということや、民族・国民の歴史や伝統の違いを忘れてはならないことについて述べる。林塾から森田賢児塾士補(12期生)が参画。次回は9月11日(火)。

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その92 無の本当の意味とは…。よく見れば、世界は「有」の連続体なり

ところで、本来の日本思想では、「無」(あるいは「空(くう)」)についてあまり言いませんでした。実在を尊ぶ日本人にとって、無という概念は馴染みがなかったのです。

無の意味を大和言葉で補足しておきます。無は訓読みすれば「ない」です。「ない」の「な」は、仲間・凪ぐ・和やか・鞣(なめ)す・滑らか・並ぶ・馴れるなどの「な」で、調和の意味を持ちます。

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志を変えたら駄目や

こんばんは。連日、猛烈な暑さが続いています。
明日も危険な暑さとのこと、くれぐれもご自愛下さいませ。

◆来週は浜松→大阪→各務原(岐阜)で講義の予定ですが、台風の進路によっては中止となる場合があるかも知れませんのでご注意下さい。

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