刻一刻と動いている状況に対し、着実に勝利のポジションを得られるよう、臨機応変に部隊を動かさねばなりません。そのための用兵の原則が「九変」であり、その補足に五原則がありました。
そこで、九変をもう一度おさらいしておきます。
一 高い陵(おか)にいる敵に向かってはならない。
二 丘を背にした敵を迎えてはならない。
三 隔絶した敵地に留まってはならない。
四 わざと逃げる敵を追ってはならない。
五 精鋭な敵を攻めてはならない。
六 おとりの敵兵に食い付いてはならない。
七 母国に帰ろうとしている敵を留めさせてはならない。
八 敵を囲む場合は完全包囲してはならない。
九 窮地に陥った敵に迫ってはならない。