こんばんは。浜松は昼前から冷たい雨となりました。
明日は東京綜學院で一日講座(講義&指導)です。氣迫と勢いで顔晴ります!
◆日記(3月11日)
・東林志塾(浜松)で講義~世界情勢への全体観&論語&『学術維新原理日本』
【ご案内】初心者のための「孫子の兵法」入門!(オンライン参加可能)
日時:4月7日(水)午後6時~8時45分
演題:「孫子の兵法」第1回(全5回)
勝利の条件、戦わないで相手を屈服させる方法 他
リアル会場:全水道会館 4階 小会議室 東京都文京区本郷1-4-1
JR水道橋駅東口より徒歩2分 都営地下鉄三田線水道橋駅 A1出口より徒歩1分
参加費:5000円ですが、初回お試しオンライン視聴は無料!
主催:日本的経営の根本道場!経世志塾(東京)
下記案内ページをご覧ください。
ex-pa.jp/item/32857
評論・随筆
三島由紀夫と楯の会、その憂国の念子
三島由紀夫に託され「楯の会」の基礎を作り、運営を任された男がいた。
初代学生長の持丸博氏だ。
その長男が、林塾で学んでいる。三島の本名から一字を貰った彼は、地方議員になって活躍している。
そして、その母親、つまり持丸博氏の奥方が、この度「やまとことば語り部養成講座」の一期生となってくれた。
奥方は、三島由紀夫から随分可愛がられたエピソードを持つ。
持丸氏は国体論に卓越しており、三島由紀夫に大きな影響を与えたらしい。
初代学生長の奥方と長男。三島の憂国の念子が、こういう形で伝わって来ようとは思いもよらなかった。
三島由紀夫は死の四カ月ほど前、産経新聞に一文を寄せた。
「…私はこれからの日本に大した希望をつなぐことができない。このまま行つたら『日本』はなくなつてしまふのではないかといふ感を日ましに深くする。日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、空つぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであらう。…」
そして、とうとう経済も大国の地位から転落した。
心ある者は、屈原や岳飛に負けぬ情を抱かざるを得まい。
このまま終わるわけにはいかない。
今こそ、原点回帰によって日本再生を図らねば。合掌(3月10日)