ヒトは「日止」、思う存分、世界を照り輝かせる存在…

こんばんは。明後日は政経倶楽部・東京例会で「綜医學」について講義します。

◆日記(1月4日~6日)
・4日(土)実家の両親を見舞う。仏壇の曾祖父母・祖父母に般若心経を上げる
・5日(日)京都綜學院で講義(5時間半)~松下幸之助の人間観と人間道
・6日(月)京都綜學社研修所で庶務

※松田学氏と対談しました! 是非ともご覧くださいませ。
下記は松田学先生のメルマガからの転載です。

◆新春特番「東西文明の交代期、2025年は最激変期へ突入する!」
 ゲスト:東洋日本思想家/林英臣政経塾塾長 林 英臣氏
 https://youtu.be/3pcmlj6LgmU?si=n8A1pntBdmFfNDdn
<松田学よりひとこと>
新春を迎え、いま世界はどうなっているのか、これから世界はどこに向かうのか、その中で日本はどんな位置づけの国となり、政治家はどうあらねばならないのか。多くの志ある国会議員(元職も)が師と仰ぐ、東洋日本思想家の林英臣先生に語っていただき、この対談で示された気宇壮大な理念を、2025年を迎えた今、多くの方々にぜひ、お伝えしたく、配信いたしました。お話を聴いていると、これは正に、かつて創設メンバーの一人として打ち立てた参政党の理念の源流でもあります。

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【ご案内】
◆「東京・経世志塾」~日本の針路と国家百年の計~ 1月から年6回開催!
peatix.com/event/4084826/view?fbclid=IwY2xjawHMj9pleHRuA2FlbQIxMAABHcAeqzEYGY5ZfBMdbW2Tzn7gpWl7koQvHNUVLzQhFbqaZSm_50EFHelNmQ_aem_8GeMeyDufTfvJyocDnYQKw

◆「言本師」「姓名師」養成、やまとことば講座
令和7年は西暦2025年、いよいよ文明交代期の最激変期に突入します!
さあ、今こそ「ブレない中心軸」を定めるための学びは如何ですか?
神話+大和言葉は、日本の原点(基底文化)であり、言語(国語)は、日本の「通し柱」です!
令和7年度の、古事記語り部「言本師(ことのもとし)」養成講座、ならびに「やまとことば姓名師(せいめいし)」養成講座のご案内をいたします。

☆第9期 言本師養成講座のお申し込みフォームです。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqsy_t8cBzChANHfWcK5co1GZ_dSMgUfqLZRJyqq4XfgC0iw/viewform?usp=pp_url
☆一般社団法人綜學社やまとことば語り部養成協会の公式サイトです。
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
☆第5期 やまとことば姓名師養成講座のお申し込みフォームです。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdpy0ZuLLaLyZjSD_V9eX-9DD6SURb-XcNKFFa-onBoZjulUA/viewform?usp=pp_url
☆やまとことば姓名師養成講座の公式サイトです。
peraichi.com/landing_pages/view/yamatokotoba-seimeisi/

◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。

医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。

詳細とお申込は下記からどうぞ!
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform

◆note【孫子の兵法・其の45】
定石通りの攻撃と、型破りの奇襲攻撃を、巧みに組み合わせよ!
note.com/hayashi_hideomi/n/n8c52543bc41f

◆note【『大國民讀本』を読む】
戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』其の22
皆で話し合って衆知を集めるのは、日本政治の伝統
note.com/hayashi_hideomi/n/n6fd01bbc6b91

◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(3)
困るから工夫し、悩み苦しむから、人間は無限に進化する!

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●評論・随筆●

◆ヒトは「日止」、思う存分、世界を照り輝かせる存在…(1月2日)

日本国の憲法であるならば、「国民の幸福」、すなわち日本人の幸福が守られなければ意味がありません。

憲法創案の第二に入れて欲しい精神が、この「国民の幸福」です。
国民の幸福の在り方は、大和言葉を繙(ひもと)くとハッキリ見えてきます。

そもそも人間のことを大和言葉で「ヒト(人)」と言います。
「ヒ」は日や火の「ヒ」でエネルギーを、「ト」は閉じる・止まるの「ト」で閉止を意味します。

だから、エネルギーが止まり留まった存在が人間ということになります。
人間をエネルギーの固まりと見るならば、それを思う存分発揮することによって幸せになるのが、日本人の生き方ということになるでしょう。

ヒトは「日止」として、思う存分、世界を照り輝かせる存在であるというわけです。

◆日本国民は、イヘを「生命活動の場」として生きてきた…(1月3日)

そして、ヒトは突然生まれたわけではありません。
ちゃんとした生命(イノチ)のつながりによって誕生します。
そのイノチが育まれる「場」を、イヘ(家)と言います。

「イ」は息(いき)、生き生き、行くの「イ」で生命の活動を、「へ」は舳先(へさき)、縁(へり)の「へ」で辺縁、つまり伸びて行った先を表します。イヘは、命が伸長する場なのです。

まさに日本国民は、イヘを生命活動の場として、生き生きと生きてきたわけです。そこに、憲法創案「基本精神」第二「国民の幸福」に、イヘの大切さを入れて欲しい所以(ゆえん)があります。

もう一つ日本国民の幸せに必要なことがありまして、それは「ムラ」です。

◆ムラは、感動や喜びを共有しつつ、仲良く暮らしていくための共同体…
(1月4日)
ヒト(人)はエネルギーの固まり、イヘ(家)は、その生命活動の場。

この二つに加え、憲法創案「基本精神」の第二である「国民の幸福」に、もう一つ入れて欲しいのが「ムラ」の大切さです。

ムラの「ム」は、生む、蒸すの「ム」で生成を、ラ行音の「ラ」は、語尾に付いて活動を表し、ムラは、生成の活動基盤となる共同体を意味しています。

ムラを生活の場とし、そこに群れ、信仰や祭祀、言語や習慣を共にし、感動や喜びを共有しつつ、仲良く暮らしていくところに日本人の幸せがありました。

それが、新憲法の「基本精神」の第二「国民の幸福」に「ムラ」を加えたい理由です。

◆「公」と「大宅」、なんでどっちも「おほやけ」なの?(1月5日)

吉野ヶ里遺跡(佐賀県神埼市)って凄いですね!復元された大建築物は、弥生時代の“国会”と推定されます!

その最上階は「祭殿」、その下が「議場」となっており、神意を伺いながら、ムラヲサ(村長)たちが集まって議論する場となっていたようです。

そうした祭殿+議場となる大きなヤカタを、オホヤケ(おおやけ・大宅)といい、大宅で話し合われるのは、神意にかなった公(おおやけ)の内容でした。

新憲法の「基本精神」の第三は「国家の繁栄」です。国家の繁栄のため、私利私欲を超えた「オホヤケの心」を大切にしたいものですね。