こんばんは。一昨日と昨日の「林塾政治家天命講座」が本年最終の仕事でした。
明日と明後日は、浜松事務所の大掃除をします。
メルマガは、本号が令和6年度の最終号です。
本年も誠にお世話になり、感謝御礼申し上げます。
どうぞよい年をお迎へくださいませ。 頓首再拝
◆日記(12月24日~27日)
・24日(火)浜松実家の両親を見舞う。執筆、来年度用の資料作成などデスクワーク
・26日(木)春日大社で林塾「政治家天命講座」全国合同例会~約90名が参集
・27日(金)同二日目。計12時間かけ原大本徹ワーク等の指導、薫陶講話など
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【ご案内】
◆「東京・経世志塾」~日本の針路と国家百年の計~ 1月から年6回開催!
peatix.com/event/4084826/view?fbclid=IwY2xjawHMj9pleHRuA2FlbQIxMAABHcAeqzEYGY5ZfBMdbW2Tzn7gpWl7koQvHNUVLzQhFbqaZSm_50EFHelNmQ_aem_8GeMeyDufTfvJyocDnYQKw
◆「言本師」「姓名師」養成、やまとことば講座
令和7年は西暦2025年、いよいよ文明交代期の最激変期に突入します!
さあ、今こそ「ブレない中心軸」を定めるための学びは如何ですか?
神話+大和言葉は、日本の原点(基底文化)であり、言語(国語)は、日本の「通し柱」です!
令和7年度の、古事記語り部「言本師(ことのもとし)」養成講座、ならびに「やまとことば姓名師(せいめいし)」養成講座のご案内をいたします。
☆第9期 言本師養成講座のお申し込みフォームです。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqsy_t8cBzChANHfWcK5co1GZ_dSMgUfqLZRJyqq4XfgC0iw/viewform?usp=pp_url
☆一般社団法人綜學社やまとことば語り部養成協会の公式サイトです。
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
☆第5期 やまとことば姓名師養成講座のお申し込みフォームです。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdpy0ZuLLaLyZjSD_V9eX-9DD6SURb-XcNKFFa-onBoZjulUA/viewform?usp=pp_url
☆やまとことば姓名師養成講座の公式サイトです。
peraichi.com/landing_pages/view/yamatokotoba-seimeisi/
◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。
医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。
詳細とお申込は下記からどうぞ!
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform
◆note【孫子の兵法・其の43】
指揮系統は、紙に書いた組織一覧表のことではない!
note.com/hayashi_hideomi/n/nc5b8f1fdaf8d
◆note【『大國民讀本』を読む】
戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』其の22
皆で話し合って衆知を集めるのは、日本政治の伝統
note.com/hayashi_hideomi/n/n6fd01bbc6b91
◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(3)
困るから工夫し、悩み苦しむから、人間は無限に進化する!
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●評論・随筆●
◆お店なら「本日開店!」、選挙なら「今回初戦!」(12月24日)
どんな分野でも、ベテランは腰が重くなります。
目力が消え、表情もどんよりしてきます。
一見、冷静そうに見えますが、ただ老化して理想を失い、元氣をなくしているだけでしょう。
そうならないよう、
お店なら「本日開店!」、
講義なら「本日初講!」、
選挙なら「今回初戦!」、
という氣構えで臨もうではありませんか。
◆「氣」をもって「体」に勝とう!(12月25日)
さあ、原点を信じ、
自分から世界が変わるんだ!という信念のもと、
天命(天からいただいた我が使命)を腹に据え、
勇猛果敢(ゆうもうかかん)に前に向かってください!
たとえ何回もやっている事であっても、今回が初陣と心得ましょう。
決めたら迷わない!
覚悟を据えて、まず「氣」が「体」に勝つこと!
人生、これからじゃないですか。
◆「天皇」は「大家長」、そして「大神主」(12月26日)
「天皇の役割」、その第一は「日本国の大家長」として、国民統合の中心(ミナカ)を担われるところにあります。
神話と信仰と言語と国民が一つにつながっている我が国は、歴史を通して「大家族国家」というべき一体観を形成してきました。
天皇は、まさにそれを統(す)べ括(くく)られている大家長です。
「天皇の役割」の第二は、「日本国の祭祀王」として、神道全体の大神主(おほかんぬし)を担われるところにあります。
我が国の最も古い祭祀は、宮中祭祀の「新嘗祭(にひなめさい)であるとされ、「ひらて」「くぼて」と呼ばれる柏の葉を用いた器が今も使われています。
また、それらを納める倉庫を「かしはや」と言います。
柏の葉を使うということは、土器を使用する以前の「太古からの伝承」とも考えられます。
◆「初心」は、単なる「若い頃に抱いた最初の心」ではない…(12月27日)
「初心(しょしん)を忘るべからず」
これは、猿楽(さるがく)を大成した世阿弥(ぜあみ)の言葉で、『花鏡(かきょう)』という本に出てきます。
「初心」は、単なる「若い頃に抱いた最初の心」ではありません。
まだ未熟な状態の、初々しい心が初心であり、世阿弥によれば、若年→壮年→老年、それぞれに持って欲しい初心があります。
年齢ごとに抱くべき新鮮な初心によって、成長し続けていくのが能(のう)の世界なのです。
◆老年においても初心は、集大成のためにどうしても必須となる!(12月28日)
若年の初心、それを「是非(ぜひ)の初心」といいます。
若い頃の初心は、まず何が正しくて・何が間違いかという是非を、苦労しながら学ぶところにあります。
壮年の初心、それを「時々(じじ・ときとき)の初心」といいます。
壮年となれば、かなり技術が向上して誉められます。そこに安住しないよう、その時分その時分に応じた、新たな初心を定める必要が生じます。
老年の初心、それを「老後の初心」といいます。
芸事における最高の境地に到達するのは、やはり晩年です。老年においても初心は、集大成のためにどうしても必須となるわけです!
ともかく、これまでの芸を、単に繰り返しているだけではダメです。
常に、まだこれからという「初々しい心」で取り組み、それによって年齢ごとに成長し続けていく。
そこに「初心を忘るべからず」の意味があるのです。