こんばんは。かなり寒くなってきました。外でお仕事する方々は大変ですね。
◆日記(12月8日~11日)
・8日(日)京都綜學院講義~赤穂義士と武士の一分。年頭マンダラ発表と助言
・9日(月)綜學社研修所でデスクワーク。水道メーター交換の立ち合い
・10日(火)修士論文「清書」、脚注を「頁」から「p.」に転換する作業など
・11日(水)修士論文「清書」、昨日の続きと校正(チェック)など
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【林英臣の講座等ご案内】
◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。
医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。
毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。
オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。
※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform
◆【孫子の兵法・その41】<試読版>
バラバラに戦っているだけだと、個人戦の寄せ集めにしかならない
note.com/preview/n0b656c785414?prev_access_key=2248eee92f2c2bd7de045e3a40cc62a0
◆【孫子の兵法・その42】
サロン(交流会)からパーティ(活動体)への進化を!
note.com/hayashi_hideomi/n/n00becab2ee85?fbclid=IwY2xjawHAsBxleHRuA2FlbQIxMQABHd9OeMcNpQt1e0–I4kg5gR9t1J9KQmIvGFt30GhFCUcFnDckcDtsR_XoQ_aem_ClXuZk0UUMjdu21pIfT6YA
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その21
最古にして最新~太陽と日本、どちらも最も古くて最も新しい!
note.com/hayashi_hideomi/n/ncea7cf5b498e
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その22
皆で話し合って衆知を集めるのは、日本政治の伝統
note.com/hayashi_hideomi/n/n6fd01bbc6b91
◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(3)
困るから工夫し、悩み苦しむから、人間は無限に進化する!
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●評論・随筆●
◆神話と信仰と言語と国民が、神代以来一つにつながっている…(12月8日)
神話と信仰と言語と国民が、神代以来一つにつながっているタテイト(連続性)の国。それが日本です。
それを支えているのが「皇室」であり、「天皇」は我が国のミナカ(中心)です。
令和6年は、神武天皇の即位から2684年目にあたり、神武天皇は人皇(じんこう・じんのう)初代の天皇です。
全ての天皇の父親の父親の父親…と遡(さかのぼ)っていくと、神武天皇に辿り着くのが日本の国柄(国体)です。
日本は、一つの国として続いてきているのです。
だから、日本はずっと日本なのです。
◆すべての天皇の父親を遡っていくと、初代・神武天皇に辿り着く(12月9日)
日本が「一つの国として続いてきた」と言える根拠の続きです。
令和6年は、人皇(じんこう・じんのう)初代・神武天皇ご即位から数えて2684年目となり、
現在の天皇陛下(今上天皇)で第126代にあたります。
この間、第2代綏靖(すいぜい)天皇から今上(きんじょう)天皇にいたるまで、すべての天皇の父親を遡っていくと神武天皇に辿り着くのです。
推古天皇をはじめとする女性天皇も存在(10代8方)しますが、やはり父親を辿れば神武天皇に行き着きます。
そういう連続性(血筋)の事実が、何よりも「一つの国」であることの根拠となっております。
チャイナの場合、革命がたびたび起こって王朝が交代し、国家そのものが入れ替わりました。
唐国、明国、清国など、国家自体が別個になりますから、「一つの国」ではないという結論になるわけです。
◆君主制を廃止し、日本も共和制にすればいい…?!(12月10日)
「君主制の国は、政争が緩やかになる。」
そう述べたのは、有名な出版社であった「山本書店」の店主・山本七平氏で、「君主国の価値」について質問したときに答えてくれた言葉でした(場所は松下政経塾の円卓室)。
君主制なんて古い。今日では民主制が当たり前なのだから、早く日本も君主制を廃止して共和制にすればいい。
当時のそういう“進歩的意見”に対し、保守派の評論家である山本七平氏の見解を尋ねてみたわけです。
政争は社会に付きものです。君主制においても王位継承等の争いが起きます。
それなのに、どうして「君主制の国は、政争が緩やかになる」のでしょうか?
◆国家や社会をまとめるには「集団の中心」となるものが必要(12月11日)
君主制の価値を論ずるには、人間の性格と心理を考察する必要があります。
人間には「相争う」性格があり、「誰かに認められたい」という心理が存在します。
争い合う性格を持つ人間は、放っておいたらバラバラ(無秩序)になるばかりです。
そのため、国家や社会をまとめる上で、どうしても「集団の中心」となるものが必要になるのです。
では、中心は誰でも構わないのかというと、決してそうではありません。
やはり尊敬出来て、その人から認められたら嬉しいと感じられる人物であることが望ましいはずです。