こんにちは。本日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。いよいよ寒さが厳しくなりますね。明日は京都綜學院で、赤穂義士の死生観ついて講義します。
修士論文「国学者契沖と真言密教」は、清書→提出の段階に入りました。
◆日記(12月2日~6日)
・2日(月)浜松事務所の神殿清掃と御供物交換。歯科クリーニングなど
・3日(火)実家の両親を見舞う。母から祖母の実家(大城家)のルーツを聞く
・4日(水)空手道松濤會本部道場稽古。東京経世志塾で講義~植芝盛平と愛氣
・5日(木)東京から浜松に戻る。出張の片付けと明日からの講義準備等を行う
・6日(金)伊勢神宮(内宮)参拝後、日本会議三重で講義~真の保守とは何か
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【林英臣の講座等ご案内】
◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。
医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。
毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。
オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。
※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform
◆【孫子の兵法・その41】<試読版>
バラバラに戦っているだけだと、個人戦の寄せ集めにしかならない
note.com/preview/n0b656c785414?prev_access_key=2248eee92f2c2bd7de045e3a40cc62a0
◆【孫子の兵法・その42】
サロン(交流会)からパーティ(活動体)への進化を!
note.com/hayashi_hideomi/n/n00becab2ee85?fbclid=IwY2xjawHAsBxleHRuA2FlbQIxMQABHd9OeMcNpQt1e0–I4kg5gR9t1J9KQmIvGFt30GhFCUcFnDckcDtsR_XoQ_aem_ClXuZk0UUMjdu21pIfT6YA
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その21
最古にして最新~太陽と日本、どちらも最も古くて最も新しい!
note.com/hayashi_hideomi/n/ncea7cf5b498e
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その22
皆で話し合って衆知を集めるのは、日本政治の伝統
note.com/hayashi_hideomi/n/n6fd01bbc6b91
◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(3)
困るから工夫し、悩み苦しむから、人間は無限に進化する!
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●評論・随筆●
◆人生の分かれ目では、早く死ぬほうを選べ!(12月3日)
「武士道とは死ぬことであり、人生の分かれ目では、早く死ぬほうを選ぶのみ。」(葉隠)
人生の岐路にあたって、どちらに行こうか迷い、どれを選ぼうか悩み、考えれば考えるほど決められないときがあります。
そういうときは、ごちゃごちゃ言わんと、この葉隠の教えの通り「死ぬほう」、つまり命懸けで取り組めるほうを選択するのも方法でしょう。
そりゃあ、やる以上、誰だって、格好良くやりたい、誉められたい、認められたいと思っています。
でも、人生やってみなければ分からない事が多く、どちらが成功する道なのかなんて、最初から決まっているわけではありません。
そこで、必要になるのが覚悟と本氣であり、腹を据えるために「死ぬほう」を選べと教えたのでしょう。
◆志士政治家に欲しい哲学や思想…(12月4日)
志士政治家となる人は…
下記のような、政治家人生の基盤となる哲学や思想を学んでください。
宇宙観によって、もっと自分を大きくする!
人間観によって人間を好きになり、ありったけの慈悲・仁愛の心を持つ!
文明観によって、東西文明を一飲み(ひとのみ)する!
国家観によって、国家の命運を我が事と受け止める!
歴史観によって、日本の国柄(国体)を正しく知る!
◆こせこせ小さくまとまらず、無私公欲の大人物となろう!(12月5日)
志士政治家は、下記のように大活躍してください。
構想力を養い、新しい日本のグランドデザインをでっかく描く!
理想を掲げ、現実を直視し、そのギャップを埋めるところに戦略を立てる!
その際、全体を観、核心を掴み、流れを読む!
そうして、こせこせ小さくまとまることなく、胆力のある無私公欲の大人物となろう!
◆祖母のルーツは沖縄、だから林は沖縄クォーター!(12月6日)
母方祖母の姓は「大城」で、母によれば、大城のルーツは沖縄だそうです。
先日、沖縄県立博物館を訪ねたら、琉球使節のコーナーがあって、江戸時代の使節団の図絵が展示されていました。
一行は往復とも浜松を通っており、図絵の中に5名の大城姓の随員が存在!
今までどうやって沖縄から浜松までやって来たのか分かりませんでしたが、きっと、使節団としてやってきた大城の一人が、何らかの事情で浜松に定住したのだと推測出来ました。
浜松(旧浜北中瀬)の大城の本家の近くには、大城姓のお墓がたくさん並んでいます。先代当主の墓には、大城家10代目と記してありますから、初代は江戸時代に沖縄から来た人であることに間違いはないでしょう。
祖母のルーツが沖縄ですから、林は沖縄クォーターというわけです!
◆日本が「一つの国として続いている」と言い切れる根拠…(12月7日)
高校生のとき、日本史の教師に質問しました。
「日本はずっと日本ですが、中国は漢だったり、唐だったり、明だったり、清だったりしていて一つの国とは思えません。どうしてですか?」
教師は、しどろもどろで答えに窮していたのを記憶しています。
日本が「一つの国として続いてきている」と言い切れる根拠、それは日本史ではなく国史を学ぶことによって見えてきました。
我が国は、神話と信仰と言語と国民が一つになっているタテイト(連続性)の国です。
さて、保守とは、あるものを保ち守ることを意味しますが、政治における保守、それは「国家の連続性」を守ることに他なりません。