新しい社会秩序を興すには、大棟梁と呼ぶべき人物が必要!

お早うございます。昨日の京都は寒かったです!
さて、今日から林塾「政治家天命講座」拡大例会の講義5連戦です!

◆一昨日は、万葉文化館(明日香)で開催されている、【特別展】「天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」を見学。

天武天皇の時代に、律令国家の建設が、いろいろ進みました。

日本初の都城である、藤原京の計画。
最初の貨幣である、富本銭(ふほんせん)の鋳造。
国家の法典である、飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)の制定。
古事記編纂(へんさん)の基礎となる、文献の調査・収集の指示。
国民医療の振興につながる、薬師寺建立の発願(ほつがん)など。

新しい社会秩序の、創業者としての天武天皇に思いを馳せました。

◆日記(11月21日~24日)
・21日(木)オンライン「やまとことば国学の世界観」講座~ミナカ(中心)を講義
・22日(金)実家両親を見舞う。仏壇に祭る曾祖父母・祖父母の御霊に般若心経
・23日(土)万葉文化館【特別展】「天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」見学
・24日(日)古事記語り部「言本師」養成講座(第8期)認定試験で講義と指導

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【林英臣の講座等ご案内】

◆東京綜學院のご案内
経営、人生、世の中、政治… いろいろな物事を全体から観て、大局的に構想出来る人物が、乱世、転換期には必要です。
そのための学問が「綜學」であり、東京綜學院が、その場です。
来期、第5期生を募集しております。
詳細はこちらのチラシをご覧ください↓ お申込フォームもあります。
www.facebook.com/profile.php?id=100005644958626

◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります。
日本医学の心得と技法を学び、家族医さんを目指しましょう!

林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。

医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。

毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。

オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。

※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform

◆孫子の兵法・その36
戦いの上手な人が勝っても、知謀に優れているという名誉は与えられないし、勇敢だという功績も認められない理由
note.com/hayashi_hideomi/n/na5efaf66c8b4

◆孫子の兵法・その37<試読版>
 周りに気付かれない「地道な先手準備」をやっている部下を評価しよう!
note.com/hayashi_hideomi/n/n4c81217507b3

◆孫子の兵法・その38
大局の誤りは中局では救えず、中局の誤りは小局では補えない!
note.com/hayashi_hideomi/n/n888af6399b7f

◆孫子の兵法・その39
兵法が示す、勝利のための5つのはかり(勝利へのモノサシ)
note.com/hayashi_hideomi/n/n8a81dad38ce4

◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その20
万世不易と皇統連綿(「ばんせいふえき」と「こうとうれんめん」、果てしなく続く太陽の国・日本
note.com/hayashi_hideomi/n/n235202b57dcf

◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(2)
「生命即神」神は自己の内にあり、生命は宇宙の働きとつながっている!

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●評論・随筆●

◆新しい社会秩序を興すには、大棟梁と呼ぶべき人物が必要!(11月21日)

日本に新しい社会秩序(SS)を興すには、大棟梁と呼ぶべき人物が必要です。
大棟梁には、次のような識見と能力が求められます。
・全体を観る~世界全体と日本全体
・核心を掴む~日本を変えるツボ所は? キーパーソンは?
・流れを読む~陰が極まるのはいつか? 陽が極まるのはいつか?
・国家百年の計~「共通の目標」となるグランドデザインを大構想する
・人物の糾合~必要な英雄・豪傑・人物・人財をとことん集める
それから、「新日本SS」の建設を盛り上げていくための、大国民運動を起こす必要があります。

◆基底文化への原点回帰を、大国民運動として起こすときは今!(11月22日)

なぜ「新日本SS(ソーシャルシステム)」を建設する上で、大国民運動が必要なのでしょうか?

それは、新しい社会秩序の創造に、国民的盛り上がりによる「A型文化」の創造が不可欠だからです。

A型文化は、SSの「少年型社会心理」に基づいており、基底文化に原点回帰することによって創造されます。

我が国の基底文化は、縄文時代に遡るほどの分厚さがあります。

縄文時代は、今から1万数千年前に始まり、およそ1万年間続きました。

その内容が日本人の在り方を形成しているのであり、基底文化への原点回帰を大国民運動として起こすときは今なのです!

◆国語は、国民が帰るべき原点(11月23日)

どの国にも、国民文化の基盤となっている「基底文化」があり、基底文化の上に、時代ごとに生まれる「現象文化」が乗っています。

我が国の場合、基底文化の最下層にあるのが「縄文文明」です。

縄文の精神的内容に、太陽信仰・先祖崇拝・物心一体観などが見られ、これらが日本人の在り方を形成してまいりました。

そして、地層のように幾重にも重なっている基底文化を、太い「通し柱」のように貫いているのが「国語」です。

国語は基底文化の基本であり、国民が帰るべき原点でもあります。

◆大和言葉の成立は、漢字が入って来る前の縄文時代に遡る…(11月24日)

日本の基底文化を、「通し柱」のように貫いているのが「国語」です。
国語、すなわち日本語には、下記のような特徴があります。

・周辺の言語から独立しており、その成立は極めて古い(孤立語)。
・音読みと訓読みがあり、後者が原日本語と言うべき大和言葉。
・一音一音が明瞭で、仮名一文字が1音節。

音節は基本として1個の母音でまとまっている言葉の最小単位で、ア・カ・サ・タ・ナ…など50音全てが1音節となっています。

つまり、母音がしっかり発音されているのが日本語であり、原日本語である大和言葉の成立は、漢字が日本に入って来る前の、縄文時代に遡(さかのぼ)ると考えられます。

だから「通し柱」なのです。

◆令和6年は、綜學一門による大同団結国民運動がはじまった年(11月25日)

大和言葉は、ふる~い言語です。

私の名字の「林」で言うと、「りん」と読むのが漢字による音読み、「はやし」と読むのが大和言葉の訓読みとなります。

その成立は、弥生よりももっと前の、縄文時代に遡(さかのぼ)ると考えられています。

大和言葉を学ぶための、お勧めの本が、大和言葉で編纂された『古事記』です。

『古事記』の冒頭には、宇宙のはじめ・地球のはじめ・人間のはじめが描かれており、その素晴らしい内容は人類神話と呼んでいいほどです!

それをまとめたのが『絵本やまとことば神話』で、絵本を教本に数年前から古事記の語り部(言本師・言伝師)を養成しております。

また、令和6年は、綜學一門による大同団結国民運動がはじまった年でした。
林塾の塾士や、古事記の語り部、綜學院(京都・東京)の志士らが協力し合い、新しい日本のSS(社会秩序)誕生のため、その最初に興る「A型文化」を創造してまいります。

皆様も、どうぞご参加くださいませ!