林の空手稽古の原点…

こんばんは。急に寒くなりました。寒暖の差に要注意ですね!

◆日記(11月14日~20日)
・14日(木)「一言集約」の功徳に感謝し、葛城一言主神社に参拝
・15日(金)浜松事務所の庭木の枝落とし(約3時間)
・16日(土)林塾政治家天命講座東北拡大例会で講義~武士道に学ぶ覚悟と本氣
・17日(日)米沢の上杉神社・松岬神社に参拝後、東京へ移動
林塾「政治家天命講座」関東拡大例会で講義~武士道に学ぶ覚悟と本氣
・19日(火)第80回・国会綜學勉強会講義~世界の大局的分析と『言志晩録』
・20日(水)空手道松濤會本部道場で稽古(約2時間)

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【林英臣の講座等ご案内】

◆東京綜學院のご案内
経営、人生、世の中、政治… いろいろな物事を全体から観て、大局的に構想出来る人物が、乱世、転換期には必要です。
そのための学問が「綜學」であり、東京綜學院が、その場です。
来期、第5期生を募集しております。
詳細はこちらのチラシをご覧ください↓ お申込フォームもあります。
www.facebook.com/profile.php?id=100005644958626

◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります。
日本医学の心得と技法、家族医さんも目指せます!

林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。

医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。

毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。

オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。

※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform

◆孫子の兵法・その36 戦いの上手な人が勝っても、知謀に優れているという名誉は与えられないし、勇敢だという功績も認められない理由
note.com/hayashi_hideomi/n/na5efaf66c8b4

◆孫子の兵法・その37<試読版>
周りに気付かれない「地道な先手準備」をやっている部下を評価しよう!
note.com/hayashi_hideomi/n/n4c81217507b3

◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その19
一人ひとりが小太陽となる…
note.com/hayashi_hideomi/n/n811e5a55547d

◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(2)
「生命即神」神は自己の内にあり、生命は宇宙の働きとつながっている!

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●評論・随筆●

◆林の空手稽古の原点…(11月14日)

東京都墨田区に本部道場を持つ空手道松濤會。
それは、本土空手の原点(源流)と呼ぶべき流派だと述べました。

と同時に、私にとって空手稽古の原点でもあります。高卒後、東洋医学の専門学校に進学しましたら、その流派の達人が同じクラスにいたのです!
それが、中央大学空手部主将だった船木寛伴(ふなきひろとも)さんです。

船木さんを囲んで武道の話題で盛り上がるうちに、空手の指導をして貰おうということになり、クラスの仲間3人(落合君・西村君・横田君、全員高卒現役入学)とともに計4名で“入門”しました。

専門学校内にある柔道場を道場に、指導は1年半くらい受けたと記憶しています。船木さんから、体育会系空手道部の体験談を聞かされました。

また、我々“年下の同級生”を引き連れてご馳走してくださるなど、本当にお世話になりました。秋田出身の船木さんは、酔うといっそう秋田弁が冴えていました。

◆青年時代は、大いに先輩や師に付いて学ぶべきとき…(11月15日)

いま林が通っている空手道松濤會の初代会長は、本土空手の祖である船越義珍先生です。「唐手」という表記を「空手」に替えたのは船越先生です。
極真会館の創始者である大山倍達総裁も松濤會で稽古しており、門人帳にその名が残っています。

現在の館長である瀧田良徳先生は中央大学空手部の元監督で、先述の船木寛伴さんはその大学後輩にあたります。瀧田館長に船木さんのことをお尋ねしたところ、「船木ですか、彼は天才空手家でしたね」と述懐(じゅっかい)。
船木さんは8年前にご病気で他界されており、本当に残念なことです。

国学(大和言葉の世界観)の河戸博詞先生、文明法則史学(東西文明800年周期論)の村山節先生、東洋思想(昭和歴代首相の指南役)の安岡正篤先生との出会いは、すべて専門学校時代のご縁でした。そして空手道も…。

青年時代は、大いに先輩や師に付いて学ぶべきときだと思います。

◆元氣というものは、むしろ高齢者から貰える…(11月16日)

少年コース、一般コース、レディスコース、シニアコース…などがある中で、林が所属しているのは、空手道松濤會本部道場の60歳以上を対象としたシニアコースです。

いま一番賑わっているのがこのシニアコースで、さらに70歳代が“ボリュームゾーン”となっています。67歳の林は、まだ“若手”!

シニア稽古生の多くが、空手をはじめとする何らかの武道経験者です。
その努力と情熱から刺激をいただき、“若手”の自分は、いよいよこれからという「燃える想い」をかき立てられます!元氣というものは、高齢者から貰えるということが本当によく分かりました。

「動ける内に稽古しておかないと…」。これは、シニアコースのK先輩の口癖です。介護士を務めていたK先輩は、「身体の鍛錬という貯金」が如何に大切かを語ります。

「高齢だから、今さら空手なんてやったって意味が無い」ということは無く、今の年齢でやれる精一杯の稽古を積んでおくことが将来の自分に大切なのだと。

◆一度病氣を忘れ、世のため人のため、何かを為したほうがいいかも…(11月17日)

いつも投稿をご覧くださり、ありがとお~ございます。
今朝から、綜医學に関わるお話しをさせてください。

かつて治療家をしていた頃、ときどき感じたことがあります。
病人の、とくに慢性病の人って、どうして自分のことばかり考えているのだろうと。身体に辛いところがあって来院している患者さんなのだから、もちろんそれは当然の心理です。

しかし、あまりにも自分と自分の病氣に固執し、それ以外のことに意識が及んでいないのです。

この患者さんは、一度病氣を忘れ、世のため人のため、何かを為したほうがいいかも…。そして、それが一番の健康回復と治療法になるのではないかと思ったのです。

◆病人になりたかったら、病人のまねをしなさい…(11月18日)

一度病氣を忘れ、世のため人のために何かを為せば、それが健康回復法になるのでは…。このことについて、日本ヨガ界の草分け的指導者であった沖正弘導師は、次のように述べています。

「病人になりたかったら病人のまねをし、死にたかったら死ぬまねをし、健康になりたかったら健康人のまねをしなさい」[1976]沖正弘『ヨガ総合健康法(上)』地産出版32頁

病氣に固執していると、いつも病人らしく振る舞うことになり、そのまま病氣が固定されていく…。「病人のまね」による病の固定状態は、確かに起こり得ることだと思います。

そこから抜け出すには、あえて「健康人のまねをし」、誰かの役に立つことをしなさいと。そうすれば、病氣を忘れている時間が生まれ、意識が変わって身体も良くなり始めるというのです。では、健康な状態とは、一体どういう状態のことでしょうか?

◆病むべきときに病むのが真の健康体?!(11月19日)

体に悪いものを食べたらお腹が痛くなるが、下痢をしてサッと治る。

邪食をすると「できもの」が出来るが、それが排毒作用となって体全体を守る。

風邪をひいたら熱が出るが、汗をかいてサッと治る。

そうして、外邪に対して体が反応し、何らかの症状が出るものの、症状自体が治す働きとなって回復していく。

沖ヨガでは、それが「健康な状態」であるとし、「病むべき条件を持っていながら病めないことが、もっとも心配すべき状態なのである」と教えました。([1976]沖正弘『ヨガ総合健康法(上)』地産出版237頁)

即ち、症状が出るものの体がこまめに対応し、悪化する前にスムーズに治ってしまうのが真の健康体なのだと。

こうした対応力(自然治癒力)も、免疫力に加えて良いと思われます。これが低下すると、病が奥に入っていって固定化し慢性病化してしまうというわけです。

◆21世紀は東西文明の交代期、その最激変期は2025~2050年頃(11月20日)

文明法則史学によれば、21世紀は東西文明の交代期であり、以下の出来事が予想されます。

・文明交代期中の最激変期は2025~2050年頃
・この間、激しい気象異変・エネルギー危機・食糧危機・民族移動が起こる
・民族移動の震源地はウクライナからコーカサス地方のあたり…
・膨張帝国が出現して旧文明を終わらせる(チャイナ? ロシア?)

これに対し、日本は文明交代期を乗り越えられる「新しい社会秩序(SS・ソーシャルシステム)」を建設しなければなりません!