こんばんは。元氣!本氣!勇氣! 答えは未来にあります!
◆東京綜學院のご案内
経営、人生、世の中、政治… いろいろな物事を全体から観て、大局的に構想出来る人物が、乱世、転換期には必要です。
そのための学問が「綜學」であり、東京綜學院が、その場です。
来期、第5期生を募集しております。
詳細はこちらのチラシをご覧ください↓ お申込フォームもあります。
www.facebook.com/profile.php?id=100005644958626
◆日記(11月6日~10日)
・6日(水)実家の両親を見舞い、門前に繁った草を刈り取る
・8日(金)空手道松濤會本部道場で稽古。夜は明日の講義準備など
・9日(土)東京綜學院で公益経済と公益経営の心得を講義。ワーク後半組指導
・10日(日)空手道審査会、緊張するけど心身がシャキッと統一されていい!
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【ご案内】
◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります。
国学の生命観や、高野山大学大学院で学んだ空海密教の教えも盛り込みます!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。
医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。
毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。
オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。
※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform
◆孫子の兵法・その35 誰にでも分かる勝ち方は、最善の勝利ではない
note.com/hayashi_hideomi/n/n68539984948e
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その18
太陽さん、ありがとお~「太陽主義」~太陽のように生きよう!
note.com/hayashi_hideomi/m/m272a54bb39e7
◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(1)
原点には種としての根源力があり、そこから芽が出て成長していく
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●評論・随筆●
◆遠くを観ていれば、無駄な寄り道をしなくなる…(11月6日)
「それは無理だよ」、「そんなに無理しないで…」
誰でも「無理」という言葉を頻繁に使いますが、その真意は何でしょうか。
「理」という漢字は、「たま」を表す「王」と、「り」という音(読み)を示す「里」で形成されています。
つまり、玉を磨いて筋道を綺麗(きれい)に整えるのが「理」であり、それから外れた状態を「無理」と言ったのです。
一体どういうときに「理」に外れるかというと、近くばかり見ていて遠くを観ていないときでしょう。
遠くを観ていれば、目標やゴールが明らかになり、無駄な寄り道をしたり、道草を食ったりしなくなります。
従って、遠くを観、「国家百年の計」を立てて政治を行えば、「無理せずにやれる」ようになるというわけです。
◆頭のいい人が、決意したり行動したりしないのはなぜか?(11月7日)
頭がいい人ほど、議論と批判で終わる傾向があるようです。
「半信半疑でも結論を出さないといかんという場合があるわけや。半信半疑で結論を出してきたのが、ぼくの生き方や。(中略)あまり頭がいいとそれができないのや。」松下幸之助[2014]松下政経塾政経研究所『松下幸之助遺言集』37~38頁
頭がいいと知識が邪魔し、部分に囚われて何事に対しても悲観的・否定的になりがちです。主観よりも客観が強くなり、感動や感激が乏しくなって、熱意が起き難くなります。
そのため、批評は出来るものの、なかなか結論を出せません。決意に至らないから、行動は先送りです。
せっかくの知識を、出来ない理由の説明で終わらせらるようでは、あまりにも勿体ないことですね。
◆松下幸之助塾長の「指導者育成の志」を受け継ぐ!(11月8日)
何のため・誰のために、何をはじめ、どのように進めるか。その理念と方針は…。こうした事を大局的に決められるのが指導者です。
一方、それらを決めたり考えたりすることは苦手だが、決定されて自分の担当さえ分かれば、そこからは頑張れるという人もいます。こちらは通常、実務家と呼ばれます。
前者は「人物」、後者は「人材」と言い換えてもいいでしょう。どちらかというと、人物は代わりがいませんが、人材は代わりが見つかり易いと思います。
それだけに、理想や理論を掲げ、戦略を描くことで指導者となれる人物は貴重な存在です。場合によっては、百人に一人、千人や万人に一人いるかどうかというくらい少ないかもしれません。
松下幸之助塾長が政経塾で育てたかったのは、もちろんのこと人物としての指導者でした。松下政経塾への痛烈な批判を耳にするからこそ、何としてもその「指導者育成の志」を受け継ぐ覚悟でおります。
◆人物と人材による協同作業、呼吸を合わせた連係プレーを…(11月9日)
人物と人材、あなたはどっちのタイプ?
理想や大目標を描き、それを実現するための方法を具体的に練る。それが人物の使命だとすれば、人材は、その大目標に応じて、実務を力強くこなしていくところに役割がある。
実際には、人物と人材の両方の才能を持っている人も沢山いますから、単純に分ければ済むものではありませんが、
自分を知り相手を知る上で、一つのモノサシにはなるはずです。
いずれにせよ必要なことは、両者による協同作業、呼吸を合わせた連係プレーでしょう!
◆議論倒れで終わる人には、要するに「器」が足りない…(11月10日)
大人物のことを評して、あの人には「器量(きりょう)がある」とか、「貫目(かんめ)がある」などと言います。
器量や貫目は、人物としての「器」であり、敵をも味方に変えてしまうほどの度量(どりょう)のことでもあります。
これが無いと、多くの仲間を呼び寄せ、同志を糾合(きゅうごう)して、何らかの活動を起こすということが出来ません。
立派な意見を言い、論理的な批判や批評を口にする人の多くが、単なる議論倒れで終わっているのは本当に残念なことですが、要するに「器」が足りないのです。
では、乱世にあって、大人物には何をして貰いたいのでしょうか?
◆多彩な人物や人材を集められる、大器量人や大英雄が現れて欲しい!(11月11日)
変革期には、新しい時代の理念を唱導する思想家、
乱世の志士を育成する教育家、
その到来を告げる長鳴鳥(ながなきどり)的な宣伝家、
国家百年の計を描く理想家、
“天下統一”の道筋を大局的に構想する戦略家、
旧体制に風穴を開ける革命(的活動)家、
戦いの前線を勇猛に突破する将軍、
「後方支援」を用意万端に整える実務家など、
多彩なタイプの人物や人材が求められます。
その他、策謀をめぐらす策士や、情報を集める間者(かんじゃ)も必要でしょう。
さらに、それらの傑物たちをつなぐことの出来る大器量人、即ち大英雄や大棟梁(とうりょう)と呼ぶべき大人物が必要になります。