こんばんは。あまり秋を感じないまま、明後日7日はもう「冬至」ですね。
◆日記(11月2日~5日)
・2日(土)豪雨の中、林塾「政治家天命講座」東海講座で「武士道」を講義
・3日(日)早朝、京都綜學社研修所の神棚清掃と御供物交換。京都綜學院で
『大國民讀本』をもとに講義し、10名のワーク発表に対して指導・助言
・4日(月)関西林事務所近くの人麿神社、入鹿神社・正蓮寺大日堂、春日神社
に参拝。夜は今啓林綜學会(神戸・一宮神社)で「松下幸之助塾長の遺言」を講義
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【ご案内】
◆「綜医學」講座、来春4月からはじまります。
国学の生命観や、高野山大学大学院で学んだ空海密教の教えも盛り込みます!
林英臣が長年に亘って説いてきた、綜合学問である「綜學」。
その各論であり、綜學の実学的集大成とも言える「綜医學」講座を、来年春(4月)から開講します。
医療人には、さらにその天職に自信をお持ちいただくために、
経営者には、会社組織をより“健康体”とするために、
政治家には、天下国家を“生命体”として発展させる「国手」となるために、
家庭人には、身近な人たちの健康増進(免疫力向上)を支える綜医學術者となるために学んでいただきたく存じます。
毎月1回、日曜日に開催します。会場は、関西(大阪)を予定しています。
時間は、午後13時から16時までの3時間で、2時間講義し、1時間は「手当て療法」や「言葉療法」、「呼吸療法」などを実習します(手当て 言の葉 長息 長生き)。
オンライン受講や録画受講も可能ですから、全国どこからでも受講できます。
現在、仮予約を受け付けております。講座内容など、詳細は下記フォームからご覧ください。
※受講料は一講1万円ですが、10回連続のお申込で11回目を無料とさせていただく割引制度も予定しています(但し、飛び飛び参加は不可。リアル参加出来ない場合は、オンラインもしくは録画で受講していただきます)。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKoNi_b9mkix1rofxJ1sjbnER8qwJS8ItfOyDi9faoDMxANg/viewform
◆【孫子の兵法・その33】
防御と攻撃、どちらもその形勢が相手から分かり難いことが重要
note.com/hayashi_hideomi/n/n51c3a20deaa2
◆【孫子の兵法・その34】 あらかじめ勝っておくのが最高の勝ち方
note.com/hayashi_hideomi/n/n44d3889498f2
◆戦前の日本がよく分かる~昭和2年刊行『大國民讀本』を読む!その18
太陽さん、ありがとお~「太陽主義」~太陽のように生きよう!
note.com/hayashi_hideomi/m/m272a54bb39e7
◆YouTube「綜医學(日本医学)」の続き…
新シリーズ:密教ヨガに学ぶ神人合一の人生(1)
原点には種としての根源力があり、そこから芽が出て成長していく
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●評論・随筆●
◆歴史を辿ると、神話の時代(神代)に行き着くという強い連続性のクニ(11月3日)
国家の「いのち」、それを「国体(こくたい)」と言います。
国体は「国の体」と書きますから、まさに国家としての「いのち」が国体です。
「いのち」であれば、「個体としての生命」を維持するとともに、「種としての生命」の連続性を保つよう活動することになります。
国民は、そのときどきの国家の維持繁栄のために働きつつ、さらに国体が維持されるよう努力を重ねてきました。
その結果、歴史を辿ると神話の時代(神代)に行き着くという、強い連続性の国が保たれてきたのです。
その連続性は、何によって証明されるのでしょうか? その根拠とは?
◆皇位を奪おうとする「民間男子の野心家」の出現を抑える仕組み…(11月4日)
歴史を辿ると神話の時代(神代)に行き着くという連続性。
それは、皇位が男系で継承されている事実によって証明されます。
すなわち、どのスメラミコト(天皇)を見ても、父親の父親の父親・・・と遡(さかのぼ)っていくと必ず神武天皇に辿り着くのです。
この仕組みによって、皇位を奪おうとする「民間男子の野心家」の出現を抑え、無用の争いを鎮めてきました。
こうして、まるで生命体であるかのように、中心に統一された仕組みを持っているのが日本の国柄(くにがら)であり、それを国体(國體)と呼んだわけです。
指導者はこの事実を踏まえ、国家の「いのち」を守りつつ、国民の「いのち」をしっかりと守るよう、
経済(経済は社会の血液循環)や医療(免疫力の向上)、食糧(安全・安心、自給率向上)を整えるべきでしょう。
◆国家百年の計を立てよう!(11月5日)
日本人が「日本の心」を失ったのは、戦後からのことではありません。
明治になって西欧思想が入り、それを疑いもなく受け入れて以来、次第に「日本の心」を失ってきました。
だから、もう160年ほど前からの現象になります。
80年かけて失われたものは80年、160年かけて失われたものは160年かけて取り戻すくらいの根氣が欲しいと思います。
いわゆる「国家百年の計」が必要であると。
それについて、松下幸之助塾長は次のように述べています。
「松下政経塾は国家百年の計を毎年立てるという具合にならないといかん。
それを目標にして、政治を行っていくと、もう無理せずにやれるわけや。
今の調子だったら、国家百年の計は立たない。
現在の政党がやっているのを見ていると、せいぜい五年先ぐらい。」
[2014]松下政経塾政経研究所『松下幸之助遺言集』より
松下幸之助塾長は、本当に遠くを観ていた人であることが分かります。
では、なぜ国家百年の計があれば「政治が無理なくやれる」のでしょうか?