こんにちは。今日は林塾「政治家天命講座」(第19期)文月例会で講義します。
博多に移動し、九州講座から全国8会場をオンラインで結んで講義する予定でしたが、新幹線に問題が生じたため九州行きは断念。
ちょうど昨日から橿原市(奈良県)入りしているので、関西講座(本日の会場は橿原市内)から講義することになりました。佐藤一斎の教えである、知行合一の陽明学を述べます。一斎の教えは、幕末志士たちの共通言語でした。
◆日記(7月18日~21日)
・18日(木)実家の両親を見舞う。仏壇の曾祖父母・祖父母の御霊に般若心経
・19日(金)早朝上京し、空手道松濤會本部道場で稽古(約2時間半)
・20日(土)東京赤坂の日枝神社に参拝し、綜學一門大同団結会議に参加
・21日(日)奈良・橿原の春日神社、入鹿神社(正蓮寺大日堂)、柿本人丸神社に参拝。それから、今年3月「古事記」を巡る聖地巡礼の旅で語り部の皆さんと訪れた、飛鳥の日本料理「萩王」さんへ。美味しい「あわ雪氷桃みるく」を堪能
◆「孫子の兵法」が読み易いnoteに!
戦争は国の重大事。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道
でもある。だから、しっかり考えねばならない。現在、その20まで配信!
note.com/hayashi_hideomi/n/n4653b168eee1
◆YouTube「心身一如の綜医學」
物と心は一つ
体と心も一つ
分けないことで、何が見えてくるか?
心身一如で見えてくる綜医學…
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【ご案内】絵本「やまとことば神話」をもとにした古事記伝道講師である「言本師」(ことのもとし)養成講座(第8期)
言本師養成講座の詳細 ※あと数名のお申込で開催が決まります!
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/
【ご案内】「やまとことば姓名師」養成講座(第4期)
氏名は使命、大和言葉で自分も相手もよく分かる…
講座は少人数制で、じっくり取り組みます。
第4期の開催が決まりました!
詳細は下記からご覧くださいませ。
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdpy0ZuLLaLyZjSD_V9eX-9DD6SURb-XcNKFFa-onBoZjulUA/viewform?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR3SCfthu5msJBeSVVOLMU2-sN00j8NX8xOknR-pPPndgeN7046_0lKRtFU_aem_lKWj3Qu5t6gLEZETOWwU3Q
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●評論・随筆●
◆タコ焼きとタコの石膏細工(7月17日)
「たこ焼き」の中に、タコはちょっと入っているだけ。でも、幼少の頃、縁日で食べる「たこ焼き」は、すこぶる美味しかった。3個を串で突き刺さした「たこ焼き」1本が、確か10円。
そういえば小学4年生のとき、石膏で制作したのがタコだった。粘土で原型を作り、石膏で固めてから、中の粘土をくり抜く。それを型にし、内側に牛乳を塗って石膏を流し込む。固まったら型を割って出来上がり。牛乳を塗るのは、石膏同士をくっつけないため。
みんなは魚や動物など、かっこいいものを作っていた。「たこ焼き」が好きだから、ボクはタコにしたんだと思う。
◆人類は、まだ幼年期なのかも…(7月18日)
国家同士は、争い合いや奪い合い、人間同士は、怒りや嫉妬。地球の精神レベルが低すぎる氣がする。
しかし、この行き詰まりを救うカギが東洋にある…おまえはこれから東洋を学べ!この17歳のときに受けた啓示を信じて、これからも地道に励むとしよう。
◆サイコパスの特徴と対策(7月18日)
~サイコパスは乱世の英雄になるかもしれない~
最近サイコパスという言葉をよく聞く。人事を考える上で参考になると思うので、世間で言われているサイコパスの意味を整理してみる。
【ご注意】長文なので、関心のある方だけご覧ください。下記内容は、誰でも「あっ、これって自分のことみたい」と思い当たるフシがあると思います。また、「あの人のことじゃない?」って思い浮かぶこともあるでしょう。しかし、あくまで一般論をまとめただけの文であることをお断りしておきます。
自己中心的で良心に欠け、他人に対する共感力に乏しく、攻撃性があって虐待やハラスメント(嫌がらせ)を繰り返す。そういう人をサイコパス(精神病質者)と呼び、人口の1%程度存在している。が、普通の人でもサイコパス的な要素は持っているらしい。
サイコパスは口達者で能力が高く、自信家で魅力的な人に見える。確かに情熱的であるものの、怒りをコントロール出来ないところが欠点。その激しさから「勇気がある人」のように見えてしまう。
怒りが社会悪の攻撃に向かえば、サイコパスはヒーローと見なされもする。強圧的な権力者や覇道的な政治家の中に、そういう者が多いとのことである。
サイコパスは利己的、自己中心的だ。自我が強いため、集団の中で独断専行をやってしまう。何でも自分の思うように勝手にやりたがり、一つ一つ人に相談(根回し)するという慎重さが乏しい。
団体の中では幹部と馴染めず、横並びの一員として行動することが苦手。責任あるポストに就くほどトラブルが絶えず、対立して離れていった相手を悪く言う。
そういう性向が強いため、古くからの友人はいないか、いても少ない。その魅力に惹かれて“定期的”に意気投合する相手が現れるものの、仲が良いのは最初の内だけ。短期間でそりが合わなくなって離れてしまう。
そうして、次々相手を取り替えることになる。当然のことサイコパスは孤独となり、活動は「自前の団体」を作ってやるしかなくなる。
また、自信家が多く、自己愛が強く、自慢話をよくする。謙虚さは殆ど見られず、自分が持ち上げられると滅茶苦茶喜ぶ。
反対に人から注意を受けた場合、自分の非を認めず反省もしない。選択した行動が正義だと信じきっており、結局謝らない。
平然と嘘をつき、過去と違うことを言い、その嘘がばれても平気でいるのがサイコパスの特徴らしい。
サイコパスはドライで、結果至上主義を信念としている。目の前の相手に対して、役に立つか立たないか、使えるどうかでしか見ようとしない。役に立ち使えると見たら、相手を操って巻き込んでいく。結果に向かって最短距離を選び、プロセスは二の次である。
それゆえ「共感」が出来ない。もたもた遅れたり失敗したりすれば、ダメな奴と見下す。彼らにも辛い気持ちがあるということまでは理解するが、心の痛みに対して共感しない。
自己愛が強く相手を本当に好きになるということは少ない。基本的に愛に欠け冷淡。相手のために泣いたり一緒に怒ったりしないから、友情も芽生え難い。言い換えれば良心が欠如し他人に迷惑をかけても平気。そういうことから人付き合いの常識は通用しないと言っていい。
性格は自由奔放(性的にも)で、刺激を求めて新たな分野や、新たな人間関係に積極的に参入するから知人も多い。常に新しい事をしたがり、しばしば危険な行動に打って出る。
しかし、人間的に冷たく、人をモノ扱いし、使えるか使えないかという基準で交流してしまう。サイコパスにとって、人はオモチャ、団体は遊び場なのだ。そしてすぐ飽きる。
サイコパスは、気弱で愛情の細やかな人をオモチャ(餌食)にする。メンタルが弱くて誰かを頼りがちで繊細な人、世の中に問題を感じ、何か世の中の役に立つことをしたいと願う純粋な人が狙われていく。
そういう人は、なぜ騙されても付いて行くのか。有名な人や力のある人に擦り寄ろうとするから、イエスマンとなって残ることになるのだろう。
しかし、旧体制を破壊する役割を担う者や、新しい時代を創造する者、即ち変革期のリーダーには必要な資質であり、サイコパスには成功者も多い。決断力に富み、実行力に長け、成長が早いからだ。文明転換期中の最激変期(2025~2050)を迎える今、サイコパスは乱世の英雄となる可能性を持っている。
自分はそっちだなと自負するなら、重要な役割を人に任せ、オイシイところと手柄を譲り、地位や名誉を相手に渡しても平気でいられるゆとりや包容力が欲しい。欠点だらけのサイコパスのままで終わってしまうようでは、誠に残念である。
サイコパスが身近にいる場合、どう対策するか。振り回されて人生ボロボロになっても構わないなら、とことん付いていけばいい。それが嫌なら付き合わないのが一番となる。
あるいは距離を取って密着しないという方法もある。利巧な人は大抵そうしているようだ。(日本政経連合総研 総研レポート第87号 令和6年7月16日 林英臣より)
◆違いに意義を見出す時代に、明らかに転換していく…(7月19日)
野生の麦は、背の高いものと、低いものが混在しているそうです。背の高い麦は水害に強く。背の低い麦は強風に強いとのこと。
そうやって、リスク分散を図りながら生き残るところに、自然の英知があるのです。人間も、いろいろなタイプがいるから、人類全体としての強さが現れるのでしょうね。
同じであることに価値を置く時代から、違いに意義を見出す時代に、明らかに転換していくと思われます。
◆単なるサロン(談話会)からパーティー(統一集団)へ…(7月20日)
仲間たちの天性や個性は、それぞれ存分に生かされて欲しい…とはいえ、活躍が個々バラバラなままではダメだ。
そこに、つながり(関係性)が発生しないと大同団結は起こらない。つながりのために必要になるのが共通言語で、それは共通の学びによって育まれる。
また、共通の志や目標、ビジョンが欲しい。それを考える際の基盤となるのが、文明の大局と日本の基底文化だ。
さらに、共通の活動が必須なり。一緒に取り組めるお決まりの動作や、定番の掛け声なども想像以上に有効だろう。
そうして、一人一人に役目や居場所が生まれると、単なるサロン(談話会)がパーティー(統一集団)となって、世の中を動かす活動が起こる。
◆人物は、なぜ小粒になっていくのか?(7月21日)
人物は、時代が末になるとともに小さくなる。理由の一つは、有力者が、自分を超える者を育てたがらないところにある。自分以上に活躍し、自分より偉くなりそうな者を嫌い、早い時期に潰すか遠ざけてしまうのだ。
そばに置いて育てるのは、自分の言うことを聞き、手のひらに乗る者のみとなる。それを何代か重ねれば、小粒ばかりになっても仕方あるまい。
一人では何も出来ないし、そもそも自分は空っぽで非力。だからこそ、大人物を育てて国を救わねばならない。
◆日本は、どんどん悪くなる?!(7月22日)
日本はどんどん悪くなっている…もはや、何したってどうにもならない。
そういう、もうダメだという諦め、祖国に対するどんよりした否定観や、沈滞した閉塞感が、想像以上に我が国をおおっている。
これらを何としても払拭せねば!日本に希望と勇氣を取り戻すため、今日も一所懸命、いま出来る事に励もう!