大学院研修ご報告

こんにちは。昼過ぎに、神戸から浜松に帰りました。昨夜、神戸で見た月が真ん丸でとても綺麗でしたが、満月は今夜だそうです。

◆日記(3月5日~6日)
・5日(日)京都綜學院(第四期)第三回講座で講義~文明法則史学【世界編】
ワーク発表は15名。講座終了後、綜學社研修所で交流会。大いに盛り上がる!

・6日(月)朝は綜學社研修所で、武道稽古とお掃除、神棚のおきよめ
その後、近所を散策し、六波羅蜜寺にお参りし、般若心経をあげる
また、恵美寿神社に参詣し、松下幸之助碑にご挨拶(当社は建仁寺の鎮守様)
宮川町を通って研修所に戻る。夜は神戸・今啓林綜學会で、孫子兵法の用間篇を講義

◆週末11日(土)は東京綜學院で講義~明治以降に溜まった「5つの歪み」とは

◆大学院研修ご報告
高野山大学大学院1年目の研修(通信教育課程)が終わりました。
予定の6教科を学び、何とか全てに合格。計16単位をいただきました。

受講した科目は下記の通りです。
・密教学概論(4単位)※必修科目
・密教史概説(4単位)※必修科目
・弘法大師伝(2単位)※必修科目
・密教入門(2単位)※必修科目
・仏教要論1・仏陀の伝記(2単位)※基礎科目
・仏教要論2・初期仏教入門(2単位)※基礎科目

大学院は自分で研究することが基本です。科目ごとに、テキストや参考文献の熟読からはじめます。さらに、先行研究者の論文や一次資料にもあたります。そうして、与えられた設題に答えながらレポートをまとめていきます。

1単位につきレポート1本(4千字)を書き、全てのレポートが「可」以上であれば、科目毎の最終試験(1500字)を受けられます。そうして合格すれば単位が認定されます。

最初のうちは大学院論文の書き方に不慣れであったため「可」が続きましたが、大体の要領が分かってきてからは「優」か、悪くても「良」でした。最終的に、9本が「優」、4本が「良」、3本が「可」という結果です。仕事をしながらの勉強と執筆ですから、まあまあの出来だと自負しています。

こうして1年目に書いたレポートは16本、最終試験は6本、計22本に及び、その総文字数は約7万3千字に至りました。

大学院を修了するには、30単位以上の認定と修士論文の合格が必要となります。来月からの2年目で単位を積み重ね、修士論文は3年目に提出する予定です。