昨日は本暦(旧暦)の元日でした。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
一昨日と昨日、林塾「政治家天命講座」第18期・全国合同睦月例会が京都で開かれました。約100名が参集(オンライン若干名含む)し、手に負えないほどの熱気となりました。そこで俳句を二つ。
叡山(えいざん)の雪をとかせる林塾
初春(はつはる)の鴨川を干(ほ)す林塾
【ご案内】1月29日(日)、綜學やまとことば関係者が京都に集い、大和言葉による日本の原点認識を深め合います!
初心者も歓迎します。古事記の語り部、大和言葉による姓名判断師などに興味のある皆さん、どうぞお運びくださいませ。残席、少しあります!
日時:令和 5年1月 29日(日)
午前11時~午後2時(受付開始 午前10時30分)
会場:からすま京都ホテル 京都市下京区烏丸通り四条下ル
会費:1 万円(税込、食事代含) ※会費は当日受付でお願い申し上げます。
詳細はこちらから↓
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/…
終了後、叡山を望みつつ鴨川(五条大橋)を渡った先の町家(綜學社研修所)で二次会あり。
◆日記(1月14日~22日)
・14日(土)東京綜學院・第3期・1月例会で講義~松下幸之助の人間観と綜學
・17日(火)浜松・東林志塾で講義~大同団結の意味、論語、孫子の兵法用間篇
・19日(木)オンライン国学の世界観・第2期・第1回講義~マナヒ・真理の究明
・20日(金)本日は大寒。66歳の誕生日~息子から獺祭のネーム入り国酒が届く
・21日(土)林塾「政治家天命講座」第18期・全国合同睦月例会~「松下村塾と
松下政経塾から林塾が受け継ぐ事」を演題に正味3時間10分話す。約百名参集
・22日(日)午前中は同例会二日目、午後は(一社)林塾と政治団体総会に出席
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◆秋篠宮皇嗣殿下の、日本の伝統を重んずる御心に感銘◆
宮中「歌会始の儀」が昨日、皇居・宮殿「松の間」で行われました。
歌会始は、天皇皇后両陛下や皇族方、さらに一般の国民が、同じお題で歌を詠むという君民一体の行事です。
令和五年のお題は「友」でした。あくまで個人的な主観として、秋篠宮皇嗣殿下のお歌が素晴らしいと感じました。
「彼方此方(をちこち)を友らと共に行巡(ゆきめぐ)り聞き初(そ)めしことに喜びありぬ」
意味は「あちらこちらを友人たちと巡り歩いたところ、初めて聞くことがあり、新鮮な喜びがありました」ということかと思います。
殿下のお歌を評するのは畏れ多いことですが、古語を用いたこのお歌には、文語調の奥ゆかしさがあります。
殿下の日本の伝統を重んずる御心と、ご熱心な向学心が素直に表されているお歌と拝察します。
そして、このお歌は全て大和言葉で詠まれています。和歌は大和言葉で詠むのが基本とされていますが、それを踏まえておられる殿下の姿勢に今年も感銘を受けました。