こんばんは。昨日から東京におります。薄めのコートで大丈夫な暖かさです。
◆日記(1月7日~12日)
・7日(土)夕方、京都・綜學社研修所に入る。京都綜學院の後藤学頭と運営について会議。八坂神社にお参り。神棚の御札を新しいものに替える。
・8日(日)京都綜學院・第4期1月講座で講義。綜學の全体像と、1回目のワークである「原大本徹」の記入のコツを伝授。本日の参加者は約50名。その三分の一の皆さんと綜學社研修所で懇親交流会。終了後、浜松に戻る。
・9日(月)朝は日課の武道自主稽古。その後、デスクワーク。
・10日(火)本日も朝の武道稽古から。事務所の一部を清掃しデスクワーク。
・11日(水)上京し空手道松濤會本部道場で稽古。午後麹町の定宿でデスクワーク。
・12日(木)政経倶楽部連合会東京例会で講義。演題は「やまとことばの学びから始まる日本の守り」。その後、同会の本部会議に主席顧問として参加。午後は、護国寺にある裏千家・一二三会の道場を訪ね、お点前を頂戴する。
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◆やまとことばの学びから始まる日の本の守り◆
漢字が入ってくる前から日本列島で話されていた言葉、それを原日本語といいます。普段話している大和言葉が原日本語であり、漢和辞典の訓読みにあたるものです。「森林」を「しんりん」と読めば音読み、「もり」「はやし」と読めば訓読みとなります。もりには「盛り」、はやしには「生やす」の意味があり、大和言葉を探究すると日本語の面白さに気付きます。
そして、日本の心と思想が見えてまいります。今、日本を知りたいと思う人が増えていると感じます。一般社団法人やまとことば語り部養成協会を設立(令和2年10月)し、古事記の『絵本やまとことば神話』を出版(令和3年1月)したのは、それに応えるためです。
日本語は一音一音に発声の仕組みがあり、各音が明瞭に発音され、個々に意味があります。口を大きく開けるア音には開く意味が、口を閉じるウ音には閉じる意味があります。また、それぞれの発声の仕組みによって、タは高貴、ナは調和、ラは変化・活動を表します。
この音義によって古事記冒頭の意味が分かります。古事記上巻の最初のところに、日本人の大事な世界観が示されているのです。それが宇宙のはじめ(造化三神)と、地球のはじめ(神世七代)と、人間のはじめ(修理固成)であり、絵本にきちんとまとめました。
さて、文明法則史学によれば、21世紀は東西文明が交代する世界史激変の転換期であり、アジアから東西融合の共生文明が創造されます。日本がその役割を果たすためには、自国の原点(基底文化)に回帰する必要があります。足元の見直しが欲しいと!
そのモデルが、古代ギリシアにありました。古代ギリシアは、芸術・文学・哲学・科学など、各分野に天才を生み出し、今日に至るまで世界中の文化・芸術・思想のお手本となっています。なぜそうなれたかというと、古代ギリシアは、まず原点回帰をやり、それから社会秩序を起こしたからです。具体的には、ホメロス集団による神話の普及です。
日本も、それを行えばいいのです。原点回帰をしっかりやって基底文化を甦らせれば、新日本SSのA型文化(ソーシャル・システムの最初に現れる素朴で雄大な文化型)が起こります。今、日本には21世紀のホメロス集団が必要なのですが、それが神話語り部の「言本師」や「言伝師」です(語り部養成講座は令和3年に開始※言本師は言伝師を育てます)。
ところで、大和言葉や古事記の内容を教えてくれた師匠がいます。江戸期の国学者であった契沖、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤らの研究を基盤に、大和言葉による日本思想をまとめた河戸博詞先生です。林は18歳で師事しました。私が10代から20代にかけて受けた講義に新たな知見を加え、出来るだけ分かり易く内容を再現したのが「やまとことば國學の世界観」講座です(令和4年に開始。マナヒ、マコト、カムナカラ、アメツチ、アマ、ミナカ など)。
続いて、令和5年4月から開講するのが、大和言葉による姓名判断の方法を学ぶための「やまとことば姓名師」養成講座です。一音一音の意味によって、自分の名前に込められた意味を受け止め、自分に与えられた天命・使命を発見していただくことを目的に、それをメンターとなってアドバイスするのが「やまとことば姓名師」の役割です。合わせて音には剛・柔があり、それによる相性診断法も学んでいただき、さらに名前、社名、商品名などの付け方も伝授するのが「やまとことば姓名師」養成講座です。
言本師・言伝師・姓名師はA型文化を創造する国民運動の担い手となってまいります。これによって政治家・経営者・国民の大同団結による祖国防衛の礎を起こしていく所存です!
政経倶楽部・日本政経連合総研 総研レポート第68号より
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やまとことば講座に関連する行事を、まとめてご案内します!
【ご案内】1月29日(日)、綜學やまとことば関係者が京都に集い、大和言葉による日本の原点認識を深め合います!
初心者も歓迎します。古事記の語り部、大和言葉による姓名判断師などに興味のある皆さん、どうぞお運びくださいませ。
日時:令和 5年1月 29日(日)
午前11時~午後2時(受付開始 午前10時30分)
会場:からすま京都ホテル 京都市下京区烏丸通り四条下ル
会費:1 万円(税込、食事代含) ※会費は当日受付でお願い申し上げます。
詳細はこちらから↓
peraichi.com/landing_pages/view/kataribe/…
【ご案内】大和言葉の、LINEほんのちょっと講座!
やまとことば語り部養成協会の、LINE公式サイトです。
林英臣が心を込めて話している「大和言葉LINEほんのちょっと講座」を
お聴きいただけます(10分間程度を5回連続)。
lin.ee/jXIcg33
◆お待たせしました!大和言葉による姓名判断と命名
一般社団法人・綜學社やまとことば語り部養成協会認定
「やまとことば姓名師」養成講座
一人一人に付けられた名前には、自分自身へのメッセージが込められています。姓名の音の意味を読み解くことで、自分に与えられた役割や使命が判明してきます。
そして、日本人としての感性が研ぎ澄まされ、人生の視界が鮮やかに開かれてまいります。どうぞ、あなたも「やまとことば姓名師」となって、自分自身はもとより縁ある方々の、人生開花と運命好転のお手伝いをはじめてみませんか。
詳細やお申込方法は、こちらからご覧くださいませ。
peraichi.com/landing_pages/view/yamatokotoba-seimeisi
【ご案内】古事記語り部「言本師(ことのもとし)養成講座」(五期・六期)
受講規約
drive.google.com/file/d/1ysL8zmBGAiKPUxQr3nH2rTNXOCy_M6vq/view
第五期申し込み
form.run/@kotonomotosi5
第六期申し込み
form.run/@kotonomotosi6
◆「やまとことば國學の世界観」講座
世界観講座は、林の師匠である国学者・河戸博詞先生の講義内容を再現して行います。
申し込み: form.run/@kokugaku-no-sekaikan2