No.81 国民や民族の優秀性は、その精神で決まる

2 民族的優越(みんぞくてきゆうえつ、日本民族の素晴らしさ)

人類には人種(じんしゅ)の違いがあり、白人・黒人・黄色人などに分けられます。白人は肌の色で優劣が決まっていると考え、白人が一番優秀であるとしてきました。しかし、その考えは根本的に誤っております。

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No.80 国旗を素直に掲揚しよう!

国旗について、国民の皆さんにお願いしたいことがあります。国旗は国家の象徴ですから、祝日(しゅくじつ)はもちろんのこと、国家的な慶弔(けいちょう、結婚などのお祝い事と葬式などの悲しいこと)を表すときに素直に掲揚(けいよう、高く掲げること)しましょう。それは、国民の大切な義務であり誇りでもあります。

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No.79 国名は日本、国旗は日の丸~太陽主義を象徴

国名について
我が国を「日本」と呼ぶのは、一体いつ頃からなのでしょうか。その説はいろいろありますが、太陽主義の我が国を称(しょう)して日本を呼ぶのは偶然(ぐうぜん)ではないと思われます。名(な)は体(たい)を表すというように、名前は本当に大切です。

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No.78 日本のような立憲君主制の国は、簡単には建てられない

我が国では、皇室と国民の関係は、本家と分家の間柄(あいだがら)のようなものです。国民のつながりは、兄弟や姉妹の関係を、国全体に広げたものと言えるでしょう。

それが日本の国柄ですから、国家をまとめる基本は、自然に本家と分家の秩序(ちつじょ、正しい順序や整った決まり)を基盤とすることになります。統治の権限については、本家を代々受け継いできた天皇が保持するのがふさわしいのです。その結合は、順良で美しい親子愛や夫婦愛、兄弟愛が基礎となっています。

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我が国が世界をリードできる国ならば、日本の何が優れているのか?

第9章 大日本の優越(だいにほんのゆうえつ、日本の何が優れているのか)

人に何かを教え、正しい方向に導くことを指導(しどう)といいます。指導するにあたって大事なことは、指導内容が本物であるということです。本物でなければ、確信(かくしん、しっかりと信じること)が生まれず、確信がなければ堂々(どうどう)と指導することができません。

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No.75 大日本主義を、きちんと守る家庭や商店は栄える

3 大日本主義の処(ところ)のみ栄ゆ(大日本主義に立っているところだけが栄えていく)

支那(しな、チャイナと同じで中国のこと)に『書経』という古典(こてん、昔の古い本)があります。その中に、「凡(およ)そ物あれば則(のり)あり」と記されています。そもそも物があれば、そこには必ず法則(ほうそく)があるという意味です。

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No.74 本国と属領、分離独立するべきかどうか…

どの国民も、それぞれ自分の国のために貢献し、自分の国を繁栄向上させています。それが、最高で最善の道徳であることを、もっと理解しなければなりません。

ここに、注意すべき点があります。それは属領(ぞくりょう)の民です。属領とは、その国に付属(ふぞく)した領土や、本国の支配下にある領土のことです。

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No.73 国家を廃止すれば平和になるのか

次は愛国についてです。愛国も忠君と同じで、各国民が持っている自然な感情です。どの国民も自分の国のために結束し、一所懸命(いっしょけんめい)働いています。

新しい考え方を持っている「新人(しんじん)」と呼ばれる人たちの中には、国家を廃止し、世界全体を一つの国にしようと唱える者がいます。国際的な団体の中に、そういう運動があるようですが、それは大変間違った考え方です。

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No.72 忠義を尽くそうという思いは、世界人類に共通した大道

2 忠君愛国と諸外国(ちゅうくんあいこくとしょがいこく)

この頃、君主に忠義(ちゅうぎ)を尽(つ)くす精神や、国を愛する心が薄らいできました。忠君愛国(ちゅうくんあいこく)などと唱えると、とても古くさい者のように思われてしまいます。でも、古いと決めつけてしまうのは、むしろ浅薄(せんぱく、浅くて薄っぺらなようす)なことだと言わねばなりません。※「この頃」というのは、今から90年くらい前のことです。

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