太陽は地球よりも古いのだから、太陽は世界の骨董品(こっとうひん、とても古くて価値の高い品のこと)と言えます。地球上のどんな物よりも、太陽のほうが古いのです。
こども日本学
No.20 万世不易と皇統連綿(ばんせいふえきとこうとうれんめん、 果てしなく続く太陽国日本)
万世不易(ばんせいふえき)という言葉があります。万世はいつまでも永遠に、不易は全然(ぜんぜん)変わらないという意味の熟語(じゅくご)です。
No.19 一人ひとりが小太陽となる
太陽の光が差しますと、それまで暗かった部屋が急に明るくなります。
日本の国がもっと充実し向上することで、世界中の民族や国々、さらに海も山も草も木も、地球上のすべての存在が明るく照らされ、本来の姿を取り戻して栄えて貰わねばなりません。
No.18 第4章 太陽主義(太陽のように生きよう)
続いて、大日本主義は太陽主義であるということについてお話しします。
太陽が照り輝いているのは、激しく燃えているからです。その仕組みは、科学の発達によってだんだん解明(かいめい)されてきました。
その結果、太陽は単なる物質現象だとする考え方が起こったのです。
No.17 私たち日本人は、決して闘争思想に誘惑されてはならない
闘争には必ず勝敗があり、長い目で見ると勝っても負けても不幸になります。
親子が相争わねば幸福を得られず、夫婦が率先(そっせん)して仲違(なかたが)いしないと平和にならず、友人とケンカしないと仲良くできないというわけがありません。
No.16 国民と平和主義(平和の建設者となろう)
大日本主義が平和主義であることは、ここまでの説明で明らかになったと思います。そうであれば、すべての日本人が平和主義に立たねばなりません。
No.15 仲間同士で争い合っていてはいけない
つまり天照大御神は、子孫として続く代々の天皇に対して、徳(とく)の政治を行うよう求めたのです。徳の政治というのは、人間性の高さで世の中をまとめる政治のことです。
No.14 三種の神器(天照大御神が示された、誠と慈愛と正義の心)
不思議(ふしぎ)と思うほど尊(とうと)いことは、神代(かみよ)の太古に、天照大御神が孫のニニギの尊に三種の神器(さんしゅのじんぎ)という宝物を授けたことです。ヤタ鏡とヤサカニの曲玉(まがたま)とクサナギの剣(つるぎ)がそれで、これらは大御神のご精神を表しています。
No.13 かんながらと日本人の道
そして、全体の幸福を考え、平和を建設するための第一の要素(ようそ)は、無私(むし)の心です。すなわち、私心(ししん、自分中心の心)を入れないことです。神の心には、常に私(わたくし)がありません。ただひたすら、日本国全体、世界全体の平和を深く念願しています。
No.12 神の国(八百万の神々が力を合わせる国)
鎌倉時代が終わった頃、我が国は朝廷が二つに分かれる南北朝の動乱時代に入ります。吉野に南朝、京都に北朝が、約60年間並び立ったのです。
南朝方に、公家でありながら武将としても活躍した北畠親房(きたばたけちかふさ)という人物がいました。親房は、北朝方と対戦する最中(さなか)に、南朝の正統性(せいとうせい)を明らかにした本を書きました。それが『神皇正統記(じんのうしょうとうき)』で、冒頭に次のように書かれています。