人が育つには時間がかかる

下記は、4月4日(土)の松下政経塾・第36期生入塾式で述べた祝辞で、松下政経塾「マンスリーレポート」4月号に掲載されました。
なお、「連載」は一回休みとさせて頂きます。

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特集! 積極姿勢が求められる平成27年を、慌てないで「根を張る年」とするための心得七箇条

衰退が止まらないアメリカ、覇道外交を強めるチャイナ、経済危機に陥るロシア、台頭するイスラム勢力。その中で、戦後70年を迎える日本。
わが国は何を国是とし、どんな世界を創りたいのか。そして、日本の生き筋をどう確立すべきかが問われています。

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秀吉の朝鮮出兵と、拡大路線の限界

◇16世紀にあった日本軍事占領計画◇

秀吉がバテレン追放令(1587)を出したのはなぜか。その背後に、イエズス会による日本軍事占領計画があり、ポルトガル宣教師ルイス・フロイスも関わっていたという事実を忘れてはならない。

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日本政経連合総研レポート 第1号

◆21世紀は東西文明が交代する世界史激変の転換期

政治も経済も「文明の大局」を元にしなければ、未来を的確に読めない時代に入っている。未来を読むモノサシ、それが文明800年周期論(村山節先生ご研究の文明法則史学)だ。

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年間500軒!豆腐屋さんは、なぜ廃業に追い込まれたか

◇「代わりの豆腐屋はいくらでもいるんだ」◇

豆腐屋さんが、毎年500軒のペースで廃業しているそうです。ここ10年を見ると、2003年度の1万4016軒から、2012年度の9059軒に減少しました(厚生労働省集計・平成25年11月2日付読売新聞)。

豆腐店廃業の理由は何か。豆腐の作り手がいない(見つからない)わけではありません。健康志向から、豆腐製造に関わりたいという人が増えています。国民が豆腐嫌いになったわけでもありません。

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日米関係と日中外交、そして自立への道 其の5

「芋エネルギー」が日本を救う

方法は、いろいろある。先日テレビで見たのだが、近畿大学の鈴木高広教授による「芋エネルギー」という技術が研究されている。乾燥させたサツマイモを燃料にした火力発電システムだ。棚を使って立体的に栽培するやり方を考案されており、それを全国の休耕田で実施すれば、電力の自給が十分可能になるという。

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日米関係と日中外交、そして自立への道 其の3

同盟国だからといって、無条件に守ってくれるわけではない

近い国同士を仲良くさせないということ。それは覇権外交のイロハだ。
中国ならば清の時代、北方の蒙古民族の力を削ぐために、モンゴルを分断統治する政策を取ってきた歴史がある。

そういう方法を「謀略だ」などと言うのは、あまりにも脳天気だ。
これらは兵法の基本であって、敵に勝つための準備に過ぎない。

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