その39 兵法が示す、勝利のための5つのはかり

前線で奮戦し、戦闘で勝ったとしても、本国の政治が悪ければ折角の勝利も水の泡と化します。華々しく戦う将軍の人望が高まり、国民から英雄視された場合、本国の大臣たちが嫉妬して、必要な武器や物資・食糧の輸送を止めてしまうといったことも起こり得ます。味方に足を引っ張られ、酷ければ殺されてしまうことすらあるのですから、将軍は本当に大変です。

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水源の無い溜め池となるな、生き生きとした井水であれ!

お早うございます。沖縄・首里城が全焼し、本当に残念に思います。実は、来年から林塾「政治家天命講座」沖縄講座がスタートします。そのプレ研修のため、今月5日(火)に沖縄入りすることが決まっていたこともあり、首里城の焼失は我が事に感じ誠に無念でなりません。一層心を込めて沖縄で講義しようと、決意を新たにしました。

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その38 大局の誤りは中局では救えず、中局の誤りは小局では補えない

「大局の誤りは中局では救えず、中局の誤りは小局では補えない」。これは、筆者が大局観の必要性について話すときの言葉です。

例えば、運動場にラインを引くときは、50メートル以上の巻き尺を用います。部屋の中に家具を入れるときは、数メートルのメジャーを壁に当てます。デスクワークで帳面に線を引くときは、20~30センチの物差しを使います。

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京都綜學大会、お陰様で大成功!

こんにちは。東京→博多→京都に遠征し、昨夜浜松に戻りました。
明日29日は東京で国会綜學勉強会、明後日30日は福島県喜多方市で弟子応援(県議選に出馬予定)の講義をします!

◆「男はいかに生くべきか」 いま「武士道」に学ぶ
これは、ある経営者層向け月刊誌の、平成4年(1992)10月号の特集タイトル。

「腰痛、ひざ痛  関節痛 治療のウラ側」
一方こちらは、その同じ月刊誌の令和元年(2019)11月号の特集タイトル。

約一世代で、この違い。日本人の小粒化が如実に表れていると思う。

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その37 回りに気付かれない地道な先手準備をやっている部下を評価しよう!

こうして真の勝ち方には、名誉も功績も与えられません。しかし「勝利を確保するのに、既に敗れている相手に勝っているから」誤りがありません。「戦いの上手な人は、不敗の地に立ち」、敵が敗北へ向かうよう常に努めているのです。

結論を言えば「勝利する軍隊は、あらかじめ勝っておいてから戦いを起こし、敗北する軍隊は、まず戦いを起こしてから勝利を求めていく」ということになります。

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不器用一心に生きてきた、愚直な人物を応援したい!

こんにちは。台風19号の被害は、本当に甚大でした。改めて自然の脅威を、ひしひしと感じた次第です。政治が混迷すると人為の努力が失われ、結果として災害時の被害が大きくなります。それで昔から、災害は天の警告と言われたのだと思います。

さて、台風20号(温低)と秋雨前線の影響で、今夜から東海地方も大雨になりそうです。孫の通う小学校は、明日は休校です。近くの馬込川に氾濫警告が出た場合、川を渡って登下校する小学生たちが足止めされてしまうため、早めに休校にしたようです。

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その36 戦いの上手な人が勝ったのに、名誉や功績が与えられない…

兎に角、素人が熱狂する大技のプレーと、玄人や専門家が評価する巧妙なプレーの間に、大きな開きがあるということを知っておく必要があります。

これが戦(いくさ)なら、前者は民衆の拍手喝采を浴びることになるでしょうが、本当は危険な戦い方です。後者は通(つう)にしか理解されないものの、実は安心感のある勝ち方となります。

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オーラの高い人物よ、今こそ出て来い!

こんばんは。台風19号が各地で大きな被害をもたらしました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。

◆本号の「日記」の小見出しです。
☆名古屋綜學院・林ゼミ~人を動かすのは「情」+「理」
☆神戸・今啓林綜學会で講義~名君には必ず有能な臣下がついていた!

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。
☆オーラの高い人物よ、今こそ出て来い!
☆急ぐべき事、貫くべき事、焦ってはいけない事

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その35 誰にでも分かる勝ち方は、最善の勝利ではない

何かの競技や戦いで「一般の人々でも分かる程度に過ぎない勝ち方」が起こるのは、大きな実力差があるときか、そうでなければタイミングが偶然合ったことで、たまたま勝利した場合でしょう。派手なスタンドプレーが功を奏し、最初から大技で決着を付けられたようなケースがそれです。

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東林志塾~何事も少し足りないと感じるくらいが程良いが、手抜きとは違う!

こんばんは。本日は「十三夜」ですが、優雅に月を愛でる余裕はありません。明日は台風19号が襲来します。特に神奈川県、東京都、千葉県が心配です。静岡県は、猛烈な雨量が予想されています。皆様のご無事をお祈りします。

【お詫びと訂正】前号で、佐賀県多久市長のお名前を「横尾佳彦」とご紹介しましたが、正しくは「横尾俊彦」です。同じ松下政経塾1期生で前首相の野田佳彦氏と混同してしまったようです。また、多久市の学問所「東原痒舎(とうげんしょうしゃ)」は、正しくは「東原庠舎」です。
お詫びして訂正いたします。

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