No.107 足りないところを、長所や魅力に転換させる働き

自分の欠点を素直に認めることも重要

周囲を笑顔に変えてしまう沖気は、どこか抜けたところからくる愛嬌によっても生じます。とぼけた感じが回りを和ませる雰囲気を醸し出し、「こんなしっかりした人にも、ボケッとしたところや、足りないところがあるんだ」と、相手に安心感を与えます。

続きを読む

No.106 トップには、茶目っ気やユーモアが必要

「知らぬはトップばかりなり」

陰気と陽気、それらを調和させる沖気の説明をし、発展的に陰陽論の意味を述べたところで、第四十二章の本文に戻ります。

続きは「人の嫌うところは、孤児と寡人と不幸者だ。それなのに王侯は、それらを自称としている」からです。「孤児と寡人と不幸者」は第39章にも出ており、既に説明しています。

続きを読む

お盆前の山場を越す

残暑お見舞い申し上げます。
クラクラするような猛暑日が続きますね。
京都・綜學社事務所(東山区上人町)から本号を配信します。

松下政経塾同期の野田佳彦財務大臣が、民主党代表選に出馬。救国内閣をつくるため、自民・公明との大連立を構想。とてもいいことだと思います。

旧体制が本格的に崩れていくのは、いよいよこれからです。既成政党の枠組みを壊し、日本再生の基盤を力強く創造することを望みます。

続きを読む

No.105 陰気と陽気の落差によって生成力が起こる

陰中陽有り、陽中陰有り

また、陰陽論は造化の思想でもあります。男性と女性の違いが明確なほど結合力が高まり、電気のプラスとマイナスの差が大きいほどエネルギーが強くなるように、陰気と陽気の落差によって生成力が起こることを説きます。宇宙を成立させる造化の力、森羅万象の生成の根源を明らかにするところに、陰陽論の重要な意味があるのです。

続きを読む

No.103 陰陽論とは何か

二元対立ではなく二元共生

さて、ここで「陰陽」について解説を加えておきましょう。陰陽の哲学、すなわち陰陽論とは、物事を陰と陽の二元に大別する東洋思想のことです。

この陰と陽は対極の関係にあり、陰は下に位置するもの、より静かで動かないもの、受動的なものなどを意味します。陽はその反対で、上に来るもの、より盛んで動くもの、能動的なものなどを表します。

続きを読む