その67 学者の良心に則って、御用学問の誤りを正す!

そこで素行は、幕府の御用学問である朱子学を専ら教えることにしました。朱子学を大成させたのは、チャイナ南宋の学者であった朱子です。朱子は、よく学んで物事の理を窮(きわ)めることと、雑念を払って身の振る舞いを厳粛にすることを教えました。前者は「窮理」、後者は「居敬」と言います。

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浜松博物館で開催された「遠州報国隊」特別展に行って来ました

こんにちは。今日の浜松は、よく晴れていますが寒いです。

◆先週の9日(金)、浜松博物館で開催された「遠州報国隊」特別展に行って来ました。見学を勧めてくれたのは、靖國神社権禰宜の野田安平さんです。

幕末維新期の人物として、幕府や會津藩、薩摩藩や長州藩、土佐藩などの出身者が有名ですが、遠州(浜松や磐田など)にも志士がいました。それが神職を中心とする遠州報国隊で、300名を超える若者が隊士となっておりました。

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その66 武士道の大成者と言われる山鹿素行は、まさに綜學の先達

武士道の大成者と言われる山鹿素行は、まさに綜學の先達です。21歳で兵学師範となるものの、素行にとって技術論的な兵学は一つの余技に過ぎません。素行は哲学思想を幅広く学び、その学問は神道・国学・国文学・儒学・老荘・禅仏など多方面に及びました。

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日本人の民族性と特性、今後の課題について

こんばんは。浜松は終日嵐のような天気でした。

◆政経倶楽部の大阪支部から、4月例会の内容についてリクエストが来ました。日本人の民族性と特性、今後の課題について学びたいとのことです。

来週には案内を出したいというので、早速下記の案を考えました。

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その65 後の時代になるほど、学者たちが小賢しく分類して分かり難くなる

本性(性)が発動して「意」になり、「意」が具体化して「情」が現れます。そして、これら性と意と情が合わさって「人の心」になるということを述べました。この説明で頭の中がスッキリ整理された人もいるでしょうが、何だか理屈っぽくて分かり難いと感じた人も多いことでしょう。

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明日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」

こんにちは。明日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
啓蟄は、冬ごもりをしていた虫が、地上に這い出てくる頃という意味です。

◆3日(土)はイシキカイカク大学で、東洋思想の3回目として「孫子の兵法」を話しました。

『孫子』計篇に「勝利する軍隊は、あらかじめ勝っておいてから戦いを求める。敗北する軍隊は、戦いを起こしてしまってから勝利を求める」とあります。用意周到や先手必勝こそ、孫子が説く勝利の基本なのです。

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平成30年3月度 志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけます。
是非ともお運びを!東北→関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっています。隔月開催などの会は4月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。
開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があります。
念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

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その64 現代人には「意」と「情」が足りない

公と私、日常と非日常、刀と自分、生と死、これらを結ぶのが武士道だと言われたときに、読者の皆さんは一体どう感じるでしょうか。「なるほど、そうあるべきだ」と腑に落ちる人、「現代人の常識からすると理解し難い」と首をかしげる人、「そういう生き方がしたいものの、自分はそこまでは出来ない」と思う人など、いろいろな反応があって当然です。

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空手道の昇級審査 1級上(全空連公認1級)に合格

こんにちは。東京の今朝は温かいくらいでした。この後、西から春の嵐になるらしいですから、くれぐれもご注意下さい。

◆本メルマガは、東京から浜松に戻る新幹線の中から配信致します。本日午後はデスクワークを行い、夜は空手道の稽古に行って来ます。

◆25日(日)に空手道の昇級審査があり、私は1級上(全空連公認1級)に合格しました。次回の5月は、黒帯を目指す昇段審査となります。一緒に稽古している家内は4級上、孫は5級上に合格。師範の懇切丁寧なご指導のお陰で、3人揃って「上」が付いての昇級でした。

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その63 4つの事を繋いでいたサムライの生き方

◆武士道と覚悟の人生◆

これまで綜學の知・情・意3本柱のうち、「知の文明法則史学」と「情の大和言葉」について解説しました。今度は「意の東洋思想」に移ります。東洋思想には、中国思想や仏教思想、日本思想などがありますが、ここでは武士道をもとにした日本思想を述べてまいります。

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