「提言」新憲法の制定は、いつ頃になるか(前編)

◇理念と骨格を示した国の原理・原則◇

憲法は、国家の組織と機能を定めた最高法規であり、簡単に言えば、国家の目指すところ(理念)と骨格を示した国の原理・原則と言える。

社会秩序(ソーシャルシステム、略してSS)の盛衰パターンを明らかにした文明法則史学によれば、SSが誕生点を超え、骨格(国家の基本構造)が形成されていく途上に憲法が制定されている。

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No.89 一方で軍備を増強しながら、もう一方で戦争を避けたいと欲する

◇戦争が利益を生まなくなってきた◇

21世紀は東西文明の交代期であり、人類は世界史激変期に突入している。これまでは「西の文明」が世界をリードしたが、欧米とは異質の勢力である、中国とロシアとイスラム過激派の三者が台頭してきた。これから先、日本は世界的な動揺に備えなければならない、というところまで述べました。

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No.88 人類の英知が試されている

◇膨張して世界地図を塗り替えようとしている国・地域が3つある◇

西暦2015年の今、世界を見渡せば、膨張して世界地図を塗り替えようとしている国や地域が3つあります。

第一は中国で、かつて清朝であった頃の勢力圏を取り戻そうとしているように見えます。中国が埋め立てを進めている南沙諸島のある南シナ海は、清朝の勢力圏の中に入っています。

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No.87 肩の力を抜いて、あるがまま自然に振る舞う

◇これでは文明が行き詰まるのも当然◇

奪い合いや対立・闘争に満ちた世の中。これに拍車を掛けたのが欲望民主主義でした。本来の民主主義は、国民一人ひとりに国家社会に対する責任があるということを示した崇高な思想でしたが、次第に曲解されていきました。「民」は「主」であるから王様同然に何をしても構わないし、要求すれば何でもして貰える、というふうに受け止められてしまったのです。

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No.86 成長の果てに、一体何を得たいのか

◇生命体に寿命があるのは、世代交代を起こして進化を加速させるため◇

「天の道は、(万物を)利して害を与えず」。天地自然の原理である道は、万物を育み、これを損ねることが無いと。あらゆる事物が道によって成り立つのですから、そもそも道の恩恵(利)を受けない存在はありません。

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