こんにちは。浜松は、先程まで雷雨でした。
◆大学院の授業は、本日2科目目のレポートを提出!
主要科目の「密教史概説」で、4千字を4本(4単位分)まとめました。これで、先に提出した「密教学概論」のレポート4本と合わせて8本に!
レポートが合格しても、まだ科目ごとの最終試験というのがあるから本当に大変です。(科目最終試験に通れば、やっと単位認定)。
要するに、何とか8単位分のレポートを出し終えたという段階です!今年度目標の計16単位まで、あと4科目(レポート8本・8単位)です。ここからが、読破すべきテキスト・参考文献・一次資料が一段と多くなります!
◆日記(3日)
・京都綜學院で「最澄に学ぶ人間大肯定の精神」を演題に講義&ワーク指導。
会場満席の参加者を相手に6時間半、氣力・体力を出し切りました!
【ご案内】分かり易い絵本「やまとことば神話」を用いて読み聞かせ!
古事記の語り部、言本師(ことのもとし)養成講座の第4期生を募集!仲間がどんどん増えています、あなたもご一緒に如何ですか!
古事記は、漢字を用いながら大和言葉で表記された日本神話です(西暦712年成立)。大変貴重な神話でありながら、残念なことに古事記は次第に忘れ去られていきました。正史である日本書紀(漢文で表記)の陰で、存在が薄くなっていったのかもしれません。
やがて、江戸時代に古典研究の国学が盛んになり、本居宣長によって、やっと古事記は解読されます。成立後、千年以上に亘った“封印”が、とうとう解かれたのです。
しかし、一番重要な古事記冒頭の「宇宙のはじめ(別天つ神五柱)」「地球のはじめ(神世七代)」「人間のはじめ(修理固成)」については、明確な解釈がなされないまま現代に至ってしまいました。どの解説本を見ても、古事記冒頭部分は、簡単に触れるだけで終わっています(神々の多くが名義未詳のまま)。
その理由は、大和言葉の音義(一音一音の意味)研究が不十分であるところにあります。アマノミナカヌシの神の登場からはじまる神々の意味が、これまでよく分からなかったのです。
絵本「やまとことば神話」語り部養成講座では、大和言葉一音一音の仕組みからきちんと習うことで、神話冒頭の神々の意味を明らかにしていきます。
その基礎の上に、「宇宙のはじめ」「地球のはじめ」「人間のはじめ」という、最も大事な日本思想を学び取る構成となっています。
従って本講座から、他では聞くことの出来ない深い神話を伝えられる「語り部」が育つことになります。それが「言本師(ことのもとし)」です。
言本師は、分かり易い絵本「やまとことば神話」を用いて読み聞かせを行い、さらに読み聞かせを行う言伝師(ことつたえし)を育てていきます。現在64名の言本師・言伝師が誕生し、仲間同士で連携し合って生き生きと活動されています(HPをご覧ください)。
言本師や言伝師は、まさに二十一世紀のホメロス(ギリシャ神話の語り部)であり、令和の稗田阿礼(古事記を誦習)であると言えましょう。
その使命は、日本に原点回帰を起こして祖国をよみがえらせ、大宇宙の生成発展に寄与し、人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献するところにあるのです(※松下政経塾を建塾された松下幸之助翁の精神に通ず)。
8月から言本師養成講座の第4期がはじまります。現在、残席が2席となりました。また、来年度の第5期・第6期生も募集しております。日程など詳しくは、語り部協会のホームページをご覧くださいませ。
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●評論・随筆●
◆流されない自分、翻弄されない自分…◆
騒がしい流行に惑わされず、眼前の利に釣られず、常に自分の原点(素志)から外れないよう注意しよう。
周囲の偏った意見に翻弄されることなく、自分にしか出来ない事、人生をかけて惜しくない事に対して、愚直専一に邁進しよう。(7月2日)