遠慮することなく天下国家を背負い、思う存分、天命に生き抜こう!

こんばんは。今日は七草粥をいただきました。
浜松も冷えて最低気温0度。日中、雪が舞いました。

◆日記(1月7日)
・政経倶楽部連合会・オンライン全国合同例会。2025年~2050年最激変期は、これからやって来る!を演題に講義。日本再生へ向け、日本人は原点に帰れ!

◆明後日から西日本3連戦です!名古屋→京都→神戸を回ります。

☆「名古屋綜學院 林ゼミ」第3期・第1回
日時:1月9日(土)午前10時~午後4時
演題:人間は本来もっとすぐれたものである!松下幸之助と「新しい人間観」
会場:桜華会館(愛知県護国神社内)
詳細はこちら↓
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☆「京都綜學院 林ゼミ」第2期・第1回
日時:1月10日(日)午前10時~午後4時
演題:まず人生のバックボーンから見直そう!孔子と『論語』綜學概論
「知」の文明法則史学と「情」の大和言葉、そして「原点・大局・本氣・徹底」
お問い合せは小笹嘉洋(おざさよしひろ)さんへ ozasa57577@docomo.ne.jp
詳細はこちら↓
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☆今啓林綜學会(神戸)1月11日(月・祝)午後6時半~9時
※真剣な大学生がスタッフになってくれている勉強会です!
じっくり味わい、人生の骨格を養う「論語」講座(33)
徳のある者には説得力がある。君主を覇者とならせた側近・管仲の生き方。他
戦前の日本は思想戦に敗れていた!封印の書『学術維新原理日本』講話(33)
悪しき個人主義によって、家族制度と家族的情操を破壊させてはいけない!
太平洋とアジア大陸に平和人道の確保を図る~それが日本と日本人の使命!他
会場:神戸一宮神社 社務所 
三ノ宮駅から徒歩10数分のところに鎮座する、隠れ家のような神社です!
参加費:ビジター3000円
お申込はこちらから↓
www.facebook.com/events/784830748769477/

評論・随筆

遠慮することなく天下国家を背負い、思う存分、天命に生き抜こう!

私は17歳(高校2年生)のある日、「21世紀は人類にとって困難な時代となるが、それを救うカギが東洋にある。おまえは東洋について学べ」という啓示を受けた。

このインスピレーションをきっかけに、東洋学の研究・啓蒙によって、世界人類の救済に生きることに素志を定めた。

上京した私は、導かれるように国学(大和言葉の日本学)を学び、文明論(文明法則史学)に出会う。日本と日本人の使命に目覚め、やがて綜學(綜合學問)を大系化して現在に至るのである。

今、小生が取り組んできた諸活動は、曲がりなりにも軌道に乗り、あるいは芽を出し、それぞれ将来へ向かって展望が開けて来た。

だが、心休まる暇は全然無い。世界と日本の将来を思うほど胸苦しく、心中に激しい煩悶が湧いてならないのだ。

本当に、我が国は、歴史始まって以来の亡国の危機にあるではないか…。

文明法則史学の師である村山節先生の、初期のご著書である『波動進化する世界文明』六法出版社(昭和55年・1980)には、日本の「今後の見通し」として次のように記されている(174~175頁)。

「日本は1945年敗北のあと、経済的躍進に成功し大工業国となったが、そのエネルギーと原料の大部分を輸入している。世界的平和状態の中でのみ存立できる国家体制であるから、80年代以後の多発する世界的危機の中では、その度ごとに手痛い打撃を受けざるをえず、最悪の場合は、一時的亡国か、または西方世界(※西の文明)の動乱に巻き込まれるようなことにもなれば、民族的全滅、地上よりの抹殺ともなりかねないであろう。」

これは40年以上前の予測である。日本経済が世界を制覇する勢いにあった当時、この村山節先生の予測に耳を傾ける者など皆無に近かった。

ところが、バブル経済崩壊から現在にかけての日本の凋落ぶりを見れば、その通りに進んできたことが分かる。そして、いよいよ最悪の事態へ向かっているのではないかと心配でならない。

しかし、神代以来連綿として続く日本国を、ここで終わらせるようなことがあってはならない。日本は、人類の危機を救い、世界に進化をもたらす志大国なのだから。

村山先生は、次のようにも言われた。

「今後日本が経験するであろう多くの危機は、徳川家康がその生涯に経験した多くの存亡の危機に似るかもしれない。そこでは徹底した忍耐力と不屈の勇気と正しい情勢判断と民族内の一致団結があれば、そして最高の叡智が民族にあれば、危機の連打にも耐え得るはずである。」

日本には、眠っている可能性がある。要は、日本国民の努力次第だ。

もはや、人類に未来が無く、日本の可能性が消えたのなら仕方あるまい。だが、人類に未来があり、日本に運があるなら、必ずや日本復活の取り組みが功を奏するものと信ずる。

さあ貴君はどうする? 小成に安んじ、こせこせ小さくまとまっているときではあるまい。

今一度殻を破って、さらに大高慢となろう! 遠慮することなく天下国家を背負い、思う存分、天命に生き抜こうではないか! (1月5日)

トップ、それとも側近、自分はどちらに向いているのか?

自分はトップに向いているのか、それとも実務を行うナンバー2や側近、幹部のほうに向いているのか。

この1年間のコロナ禍にあって、それについて自問自答を余儀なくされた政治家や経営者、団体のまとめ役が多くいることと思う。

安定の時代ならば、周りを見ながらゆっくり判断すれば済むことが多いが、変化の激しい時代ほど、素早い決断が求められることになる。

トップの重要任務は、組織の方向性を定め、決断を下すことにある。激動期なら尚更だ。それは一つのセンスと言ってもよく、先を読む嗅覚の鈍い者では、何事も後手に回ってしまい役に立たない。

これから何が起こるか、どちらへ向かうべきかといった予感は、天性の才ともいえよう。だが、訓練すれば何とかなる。

普段から全体を観、常に核心を掴み、そして流れを読もう。全体・核心・流れ、これらを日頃から意識していれば、予感はかなり磨かれるはずだ。

そして、私心に囚われることなく、公益に立ってものを考えるよう意識することが肝腎なり。そうすれば自ずと心が天に通じていき、啓示やインスピレーションを貰えるようになるだろう。

実務家タイプとは即ち、トップの志=決断を実現させる者のことだ。手順を整え、行程を組み、必要となる人・物・金などを調整・工面するのが、その役割である。

要するに、理想に向かって何をするかを決めるのがトップ、決まった事をトップと一体になって実現させるのがナンバー2であると。

今まで側近だった者が、いきなりトップに就いてしまったような場合、決断に手遅れが生じ、問題をこじらせてしまうといったことが、そこかしこに見受けられる。

一体自分は、そのどちらに向いていたのか。年頭に当たって見極めるべき課題の一つではあるまいか。 (1月6日)