残暑お見舞い申し上げます。
今日は、孫の空手教室に付き添いで行って来ました。8月だけのお試しコースです。見学していると、孫と一緒に入門したくなってしまいます。
その後、菩提寺と実家へ。浜松の盆は月遅れのため、今日が迎え火にあたります。菩提寺に参詣して墓参りをし、祖父母と弟(三男)の御霊に手を合わせました。そして実家に寄り、仏壇に祭られている曾祖父と祖父母の位牌に般若心経を上げました。
両親が元氣で働いていてくれるのが大変有り難いです。昭和6年生まれの父は今月二十日で満85歳、昭和9年生まれの母は満82歳7ヶ月です。母はしばらく前から気管支を痛めたらしく、咳と痰で苦しんでいました。医者で調べても、肺炎などの病気ではないらしく、老化と過労が原因のようです。
今日は、久し振りに両親に指圧をしました。母に50分、父に30分ほどです。直接親孝行が出来る手技を身に付けていて、本当に良かったと思います。
◆YouTube CGS「縄文のコトダマ」が第4回目までご覧頂けます。
毎回15分間前後です。お時間のあるときに是非ともご覧下さい。
CGS「縄文のコトダマ」第1回 言葉は民族のDNA
~昔の人は心が豊かだった~
CGS「縄文のコトダマ」第2回 日本はタテイトの国!
~日本語絶滅の危機に立ち向かう~
CGS「縄文のコトダマ」第3回 ひらがな一文字(一音)にも意味がある!
~実は極めて高度な日本語~
CGS「縄文のコトダマ」第4回 日本人の感性・文化と日本語
●評論・随筆●
※中国船による領海侵入など、挑発行動がエスカレートしています。その対策は、痴漢行為への対策と似ている気がします。下ネタ風かもしれませんがご容赦下さい。
◆一触即発の危機に晒(さら)されている東アジア◆
チャイナの膨張が一段と心配になってきた。チャイナが力を付けてきた理由は何か。
一つには、世界がチャイナの成長を望んだところにある。世界の工場、市場、有力な投資先として発展し、チャイナマネーは世界中で威力を振るった。
共産党一党独裁による意志決定の速さが、成長を加速させたことも大きい。また、一般の人民は基本的に温良であり、その働きぶりも発展を支えた。
しかし、世界がその覇道的膨張を望まないところまで、チャイナは勢いを増してしまった。東支那海や南支那海における勢力拡大行為によって、ベトナム、フィリピン、台湾、日本などが一触即発の危機に晒(さら)されている。
◆腐敗堕落の中で、したたかに生きてきた人民
革命の国であるチャイナには、人民の蜂起によって政権転覆が繰り返されてきた歴史がある。この先、共産党一党独裁体制に無理が生じて、内部崩壊といった事態は来るのだろうか。
それは「人民の不満」が頂点に達したときに発生することになるが、人民はとても我慢強い。権力の浮き沈みとは無関係に、自分と一族の「生活と財産」を守ることに4千年間精を出してきたのだから、政治が少々混乱したくらいでは全然へこたれないのだ。
腐敗堕落にも強い。腐敗に染まらず、正義が重んじられているという意味ではない。腐敗堕落の中であっても、したたかに生き抜いていけるだけの“免疫力”があるということなり。某国の都知事は、その守銭奴ぶりが問題となって辞職したが、チャイナの実態に当てはめれば、実にクリーンな政治家の部類に入るらしい。
日本人にとっての腐敗は、チャイナでは普通のことなのだ。政界や官界ばかりでなく、腐敗は軍隊も同じで、物資の横流しは日常化。軍隊が利権団体と化し、昇進も賄賂で左右されると聞く。軍備に大きな予算をかけているのだから、利権化するのは当然だろう。
果たして、そんなゴロツキみたいな武装団体で戦えるのかと思うが、他国に圧力をかけるには十分である。外交において、相手国に圧力を掛けための基盤が武力だ。むしろ威圧的な分、その存在価値は、より発揮されているとも言えよう。
◆大国の圧力は、次第にエスカレートする痴漢行為みたいなもの
チャイナの日本に対する圧力は、表現は下品だがゴロツキによる痴漢行為みたいなものだ。痴漢は、ターゲットに向かって次第に体を近付けてくる。最初は軽く触れるだけだが、被害者が声を挙げない限り、お触りはどんどんエスカレートしていく。
フィリピンは、南支那海での中国の進出に対して仲裁裁判所に提訴した。これは痴漢に対して声を挙げたということだ。
しかしチャイナは、“痴漢”なんてしていないと反論する。あるいは、行為は既成事実として認められていると開き直る。果ては逆ギレして、「言いがかりは止めてくれ、挑発して怒らせるな」などと声高に騒ぐ始末なり。
痴漢を防ぐには、どうしたらいいか。まず、触りたくなるような(触ってよさそうな)刺激的な服を着ないこと。隙を見せないことが肝腎だ。
そして、気を緩めないこと。ぼんやりしていると、うっかり抱きつかれてしまいかねない。気を張って顔付きをキリリと引き締め、触ったら許さないという気迫を漲(みなぎ)らせよう。
「触られたら反撃するぞ」というメッセージも重要だ。リスクが大きいことを自覚させるのだ。
反撃には、肘鉄を食らわせる、ヒールで相手の足を踏む、キン○マに一撃を加えるなど、いろいろな方法がある。声を挙げて、回りの人(国際世論)を味方に付けることも忘れてはならない。
一番いけないのは、されるままにしていることだ。相手の行為はエスカレートし、一回の痴漢で終わらず、しつこいストーカーと化し、とうとうレイプに至ってしまう。
◆時間軸の目安は、2050年超え
膨張は、チャイナだけの活動ではない。膨張資本主義や帝国主義に基づいて近代国家を建設してきた国々の、全てが行ってきたことだ。
要するに、人類の意識レベルはまだ低いところにあるのだ。「力の原理」が、今も世界中を覆っているである。
そういう中で心得ねばならないのが順番だ。まずやらねばならないことは、国家と国民をしっかり守りきることだ。
時間軸の目安は、2050年超えだろう。2025年から2050年あたりにかけて、世界は文明の“暴風域”に入る。「東西文明の転換」という“台風”の暴風域だ。世界は益々流動化し、経済混乱や紛争・動乱が頻発することが予想される。これからの政治の第一の課題は、その暴風雨に負けない備えを起こすところにある。
やがて台風が過ぎれば、空気も水も綺麗になる。我が国は、そこから思う存分、共生文明の創造へ向かうことになるだろう。世界平和を先頭に立つのが、神代以来の日本の使命なのだから。
他国による痴漢行為は“台風と暴風雨”の前兆であると覚悟し、決して亡国に到るようなことがないよう、国民が一丸となってガッチリ備えていこうではないか。