人間についていくか、学問についていくか…

こんばんは。5月の連休も、はや4日の夜となりました。

連休中は、自宅事務所にこもって毎日デスクワークに務めています。連休明けの講義資料準備、語り部養成講座や姓名師講座の令和5年版試験問題の作成計3件、それから大学院2年目の学習が始まり、レポート2本(1本あたり4千字)をまとめました。内容は、弘法大師の「霊魂観」と「言語観」。

もともと、これを知りたくて大学院に入学した次第です!学んでみて、これまで学んできた大和言葉(國學)の考え方と、ほぼ同じであることが分かりました。

夕方、仕上げたレポートをポストに投函してきました。ポストは、旧浜松市で一番古いとされる蒲神明宮の前にあります。当社は、賀茂真淵が歌会で訪れていた神社です。その本殿から北約100メートルのところが自宅事務所です。

事務所に引きこもり状態とはいえ、運動不足にならないよう、毎朝空手道の稽古を1時間弱行っています。でも、横蹴りに20歳頃のような高さがありません。だんだん身体が硬くなるのは、正直悔しいです!

◆連休明けの7日(日)が京都綜學院、8日(月)が神戸・今啓林綜學会です。
☆今啓林綜學会(神戸)5月8日(月)午後6時半~9時
・世界と日本の最新情勢解説~日本政経連合総研レポート最新号等より
・じっくり味わい、人生の骨格を養う「論語」講座
会場:神戸一宮神社 社務所
参加費:ビジター3000円 ※直接お越しいただいても大丈夫です。

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●評論・随筆●

◆人間についていくか、学問についていくか…◆

どの講座にも、人間(講師)についていくタイプの受講生と、学問の内容についていくタイプの受講生がいる。

前者は、講義テーマが何であれ、〇〇先生の講義なら出たいと思ってくれる。

後者は、講義テーマを慎重に吟味し、興味が湧くときだけ参加しようとする。

まあ、実際には、はっきり分けられないのだが、講師の立場からすれば、人間と内容の、どちらも好きという受講生が増えて欲しい。

そのほうが盛り上がるからだ。無論、私も講師の一人として、そう思ってもらえるよう努めているつもりである。