その84 機先を制す~そのために案内役が必要

物事が始まろうとするときを機先(きせん)といい、それを敵味方のどちらが制すかで勝敗の流れが決まります。機先を制するとは、先手を取って主導権を握るということです。『孫子』軍争篇では、軍争則ち「両軍の交争」の心得として、敵の機先を制すことの重要性を説いています。

必要になるのは、やはり情報です。「諸侯の謀計を知らなければ、事前に外交交渉をすることは出来」ません。謀計とは、狙いとしている腹の内のことであり、それを読み取らねば事態は前に進まないのです。

続きを読む

孫の空手道・会派昇級試験の応援で、浜松武道館へ

こんにちは。夏至の日の昨日、孫の空手道・会派昇級試験の応援で、浜松武道館へ行きました。突き蹴りの基本動作、形2本、自由組手1回をこなし、合格すれば1級になります。入門したばかりの1年生のときは審査の最初の組でしたが、昨日は最後の組になっていました。身体の成長と共に、形と組手が段々上手くなっているのが嬉しいです。

ヂイヂの私は昨年秋の会派昇段審査で三段に合格し、バアバ(家内)も昨年秋の会派昇段審査で初段に合格していたので、ヂヂババ共昨日は応援のみでした。自分の審査が無く、観客席で見学・応援するだけというのは本当に楽でした。

続きを読む

その83 風林火山~孫子から採用された武田信玄の旗印!

戦国武将の武田信玄は、「風林火山」の旗印で有名です。風林火山は『孫子』軍争篇から採用されたものであり、信玄も孫子の兵法をしっかり学んでいたことが分かります。信玄の軍学は正と奇、静と動の組み合わせと、その運用に眼目がありました。

若き日の徳川家康は、三方原の合戦で信玄に大敗します。信玄は、家康が籠城する浜松城を素通りする素振りを見せて徴発し、まんまとおびき出して打ち破りました。孫子の教える「兵は詭道なり」の手法で見事に家康を欺き、心理戦に勝利したのです。

続きを読む

その82 補給部隊を研究していくと、勝敗の要因がより鮮明に分かってくる

集団で活動する場合、全体が一個の生命体のようにまとまる必要があります。戦闘なら尚更で、全軍が単なる個人の寄せ集めというのでは全然ダメです。しっかりした活動体にならないと、個々の兵士は優れているのに、全体的に見たら少しも勝っていないという事態に陥ります。

特に、休息と補給の重要性が分かっていない組織は最悪です。スポーツ競技で考えれば、延長戦があったとしても時間制限があり、試合が終われば両軍とも引き上げて、後は宿舎に戻って休息と栄養補給に専念出来ます。それによって、また次戦に臨めます。

続きを読む

浜松の今日の最高気温は32度!今夏も酷暑となりそうです。

こんにちは。浜松の今日の最高気温は32度!今夏も酷暑となりそうです。

◆フェイスブックに投稿し、本メルマガにも掲載した「随筆・評論」を『短編集2』として出版する予定です。平成27年(2015)から平成28年(2016)にかけての文であり、現在その2回目の校正作業をやっています。

続きを読む

その81 戦場で有利な地を得たいが、大部隊の移動には問題がある

いよいよ戦場で両軍が交わるとき、お互い相手の機先を制し、少しでも有利な地を得ようとします。それを「交争」といい、交争が上手くいけば有利な地を得られますが、下手な場合は「危険」な地しか得られません。

もしも将軍が交争を焦り、戦果を上げようとして力み、勢いを起こすために全軍を一気に投入すれば、どうしても大部隊の移動となります。大部隊が動く場合、まさに物資輸送部隊が重荷となって動きを鈍らせ、その後れが全軍の後れとなってしまいます。それならば、装備を捨てて身軽になって進軍すればいいかというと、今度は「動きの遅い物資輸送部隊」が取り残されてしまい、武器や食糧の補給が追い付かなくなります。

続きを読む

すっかりオンライン講義に馴染んできました。

こんにちは。浜松は今日も快晴です!

◆今月から2ヶ月半ぶりに空手道の道場稽古に復帰し先週は3回参加しました。間瀬弘明師範から「長いブランクを全然感じさせない動き」をしていると誉めて貰いました。道場に通えない間も、自宅での自主稽古をやっていたことが功を奏したようです(1時間程度を計50回)。

◆お陰様で、すっかりオンライン講義に馴染んできました。オンラインは移動が無くて楽ですが、その場で氣を通わせ合えるリアルと違い、数秒間の声の途切れも許されません。氣を抜けない緊張感が講義終了まで、ずっと続くのです。これはこれで、かなりのエネルギーを使うということがよく分かってきました。

続きを読む

その80 孫子の兵法~輸送・補給は、前線部隊を支援するための生命線

戦争というものは、鎧(よろい)を着込んで武器を手にした、兵士たちだけで行われるものではありません。軍隊には、必ず物資や武器、食糧などを運ぶ部隊がいます。それを輜重隊(しちょうたい)や兵站部(へいたんぶ)と言い、後方にあって輸送・補給などの重要な任務を司り、前線部隊を支援するための生命線を作っています。

続きを読む

日本人の美徳は、すっかり消えてしまったのだろうか…

こんにちは。本当に早いもので、今日から6月に入りました。
ウイルス禍に対して、嘆いていても埒は開きません。向かうのは未来のみ!覚悟を据えて困難に立ち向かいましょう!

◆明後日は無料オンライン講座で講義します!
☆日本的経営の根本道場!経世志塾
日時:6月3日(水)午後4時~6時半 ※今回は無料オンライン講座!
「論語」(述而第七)から、自己啓発の基本や、逆境に遭遇したときの覚悟、師弟の親しい人間関係などについて述べます。また、アフターコロナで何がはじまるのかについても語る予定。文明転換の“暴風域”はこれからです!
どうぞ下記からお申し込みくださいませ。
ex-pa.jp/item/26987?fbclid=IwAR1jV2Tn98ADuSyeb-BxpLsIFOQ1vb8JNeUhjFBLfP0ntPvabfZ773XMENM

続きを読む