ブームほど怖いものはない…

こんばんは。あっという間に3月に入りましたね! 明日は「ひな祭り」です。

◆「孫子の兵法」は政治家経営者必修の学びです!是非ともご覧くださいませ。
note【孫子の兵法・その99】
損害の中から希望を見出し、転んでもただでは起きない!
note.com/hayashi_hideomi/n/ncb6a7c82f934

note【孫子の兵法・その100】
利の中に害を思うは成功の元
note.com/hayashi_hideomi/n/neb5f93754174

◆日記(2月24日~3月1日)
・24日(火)国会綜學勉強会(第88回)講義~安岡教学「天下を救うのは誰か」
・25日(水)空手道松濤會本部道場で稽古(2時間半)、浜松事務所で庶務
・27日(木)別府市管理職研修で講義~学んでおくべき世界と日本のこれから
・28日(金)八幡竈門神座(別府市)、若宮八幡神社(城下町の日出町)参拝
・1日(土)京都綜學院で講義~文明法則史学・世界編。ワーク指導「原大本徹」

【ご案内】
◆林英臣が同行する古事記の旅 3月21日(土)
日本の現存する最古の歴史書「古事記」にゆかりのある地を巡り、ご自身との繋がりを感じる旅はいかがでしょうか。

神社参拝では、絵本「やまとことば神話」の読み語りを朗読奉納し、神神さまへやまとことばの響きを捧げます…
この時の空氣感は言葉に表せません…
ぜひご一緒に体感致しませんか…

【公開動画のご案内】
◆どうぞご覧くださいませ!(公開)
やまとことばの集い:林英臣講演「大和言葉と霊性」(約25分)
講演映像・資料はこちらからどうぞ↓
www.sougakusha.jp/hayashihideomi002?fbclid=IwY2xjawPlU8RleHRuA2FlbQIxMQBicmlkETFEMWMxd25oS0lhN01zd2Ntc3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHpfF6d1Ab0jANvDrMZzJiL86uzqU-QrNpbA5xyhST-_YofRQGAq_owV4fJXo_aem_Pxsm6n7hQDVYjNOkrvq9IA

◆どうぞご覧くださいませ!(公開)
参政党参議院議員・松田学先生と新春対談!(約40分間)
『林英臣先生に訊く!2026年は新しい”哲学”が重要とされる年となる!』

◆好評の参議院議員・松田学先生との対談続編(公開)(約45分間)
文明法則史学が明らかにした800年周期説によれば、
令和8年は最激変期突入の2年目。
東洋の時代への転換がはっきりしてきた今、
我が国は膨張帝国と化した中国に対して、どう外交するべきか?!
そのための王道哲学とは…

◆こちらも、是非ともご覧くださいませ!(公開)
「2030年までの予測と対策!」と題して、
政経倶楽部連合会・第251回東京例会で講演しました(約70分間)。
・社会秩序としてのアメリカが終わる?!
・膨張強権国家が世界の脅威となる!
・日本を取り巻く3つの危機!
・日本は一日も早く「新しい社会秩序」を誕生させねばならない…
・自分に出来る「文化防衛策」を探そう!
・何よりも健康第一! 他

◆綜医學講座(第12回)綜医學の原理と「大和言葉の人間観」
・ヒト、ヒコ、ヒメの意味とは…
・人間の本性と生成発展~生(うむ)・成(なる)・発(ひらく)・展(のべる)
・人生と健康の岐路~楽天観(タノシ)か厭世観か…
・マガツヒ(まがつい)をナホヒ(なおひ)に戻すには… 他

皆様のご参加をお待ちしています。スポット参加も可能です。
日時:3月29日(日)午後1時受付 1時半~4時半
講義&実習を毎月大阪心斎橋でリアル開催!オンライン参加・オンデマンド参加もOK!
諸芸諸道の稽古場と同じで、何月からでも入門していただけます。

一般社団法人・綜學社やまとことば語り部養成協会Webサイトです!
www.sougakusha.jp
綜医學講座ホームページはこちらです!
www.sougakusha.jp/souigaku-kouza
綜医學講座お申し込みフォームはこちらです!
forms.gle/NQt7zxhg5ped1LKq6

◆古事記語り部「言本師」「言伝師」養成講座 
※言本師養成講座は、お申込者が5名に達したら6月から開催します!
一般社団法人・綜學社やまとことば語り部養成協会Webサイトです!
語り部養成講座のお申込もこちらからどうぞ!
www.sougakusha.jp

◆「やまとことば姓名師」養成講座
ア音は開く、ウ音は閉じる…
一音一音に、発声の仕組みと意味がある。
大和言葉による姓名判断の方法とコツを伝授!
※言本師養成講座は、お申込者が5名に達したら6月から開催します!
一般社団法人・綜學社やまとことば語り部養成協会Webサイトです!
やまとことば姓名師養成講座のお申込もこちらからどうぞ!
www.sougakusha.jp

●評論・随筆●

◆ブームほど怖いものはない…◆(2月25日)

ブームの後に来るものは、大きな落ち込みであり、会社なら倒産に至ります。
急に大きくなった勢力は、動揺のエネルギーを孕んでいるのです。
そういう意味で、政治は今後、さらに大発熱を起こす可能性があります。

昨日の国会綜學勉強会で、昨年あたりから日本改新が産声を上げたと述べました。それは、日本改新のエネルギーが溜まってきたという意味でもあります。
新しい日本の社会秩序誕生が、よりはっきりした形で見えてくるのは、まだ数年後のことでしょうか…

今大切なのは、落ち着くことです。
焦って浮き足立つほど、浅薄なブームに巻き込まれます。

そして、遠くをよく観ること。文明の大局と、日本の使命を忘れることなく、我が天命に生きていけば大丈夫です。

◆党首の人氣が高まった政党は勝利し、そうでない政党は凋落する…◆(2月26日)

この度の総選挙は、ほぼトップ一人の人氣によって勝敗が決まった。
党首が病気等で力を失えば、一氣に落ち込む例も現れている。

この先はどうなるか? 個人の勢いに頼る状態は、その人氣によって急に伸びる反面、崩れるのも早い。

派手好みの秀吉は、個人の人氣で天下を取ったものの、その器を継承出来る後継者に欠けていたため、豊臣政権は二代で瓦解した。

家康は地味であるが、政権が継続する仕組み(幕藩体制)を作ったことで、260年を超える体制を建てることが出来た。

一人の人氣に限界がある歴史の例として、ドイツのナチス政権がある。
安岡正篤先生は、ナチス党のやり方は覇道だから長くは持たないと指摘されていた。ナチス党は、強いようでいて脆かったのだ。

戦前、安岡先生は、ヒトラー人氣に煽られている日本人に警告を発していた。
「ヒットレリアンに鼓動されているようなことでは、全く天孫民族の面目何処にあるといわねばならぬ」(ヒトラーのような覇道的独裁者に煽られているが、大和民族の名誉・体面はどこにあるのか…)と。
(1994安岡正篤『経世瑣言』p.26.明徳出版社※執筆されたのは戦前)

我が国は今後、対立する相手に対して力で押していく覇道ではなく、共通点を見出して和合を図る王道政治を興していくのがいいと思う。

以下は令和4年(2022)7月21日に書いた評論である。
稚拙な箇所もあるが、ご参考まで。

(ここから)
『暴走型の覇道政治ではいけないという、安岡正篤先生の憂い…』

「明日は安岡教学について講義する。その準備をしていて、下記のことを思った。昭和歴代首相の指南役であった安岡正篤先生は、昭和13年から14年にかけてヨーロッパに旅行し、ナチス政権をその目で見た。昭和13年(1938)はドイツがオーストリアを併合した年であり、安岡先生は帰国後、ヒトラーのやり方は覇道的であり信頼出来ないと批判している。

カリスマ的指導者であったヒトラーは、第一次世界大戦敗戦後すっかり疲弊していたドイツの再建に努め、国威を高めることに成功している。アウトバーンの建設、国民車の製造など、当時の政策に対して高い評価を与える者は多い。

その政治活動は、大衆の気持ちを擒(とりこ)にした。もともと共産党が掲げていた赤旗を“横取り”し、旗の中央にはシンボルのカギ十字(逆卍)を入れた。
目立つ赤旗を無数に掲げ、団体行進は力強く整然と行った。

市街地で起こる暴力的な政治闘争にはナチス突撃隊が前衛となり、国民集会は心を高揚させる松明(たいまつ)行進によって集められた。当時最先端の情報伝達手段であったラジオ放送を駆使し、ヒトラーの扇動的演説が全国に流された。

ヒトラーはしばしば航空機で移動し、空から降臨することで神格化されていった。こうした活動は、今日においても大衆を動かす上で応用出来そうだ。

では、安岡先生は何を憂慮されたのか。それは、ナチス党の全ての活動が、独裁者一人の功名心を満足させるために仕組まれている点にあったのだろうと推測する。周囲の者は独裁者に喜ばれることのみ考えて動き、それが出来ない者は排除されていく。要するにヒトラーのやり方は、王道ではなく覇道であると。

ヒトラーはユダヤ財閥や共産主義者などを敵と見なし、激しい闘争を仕掛けることで勢力を拡大させた。そういうやり方は、着実な改革であるところの王道政治とは相容れない、暴走型の覇道政治でしかなかった。その結末は、歴史の示す通りである。

この国難に当たって、一刻も早く変えねばならない事がいろいろある。危機意識を持つ国民も増えてきた。しかし、注意すべきは熱狂した世論に押され、引くに引けなくなって突っ込んでいくという事態だ。

特に、我が国は決してチャイナと戦ってはならない。もしも東アジアが戦場となれば、新しいアジア文明の創造が100年遅れ、戦禍は世界に拡大し、人類は10分の1以下に減るということもあり得るだろう。

今後、益々外交と国防を充実させねばならないが、それは戦わない(挑まれない)ための取り組みなのである。

そこで、緊急に処置すべき事、急ぎつつも慎重に進めていくべき事、根本改革としてじっくりやり抜くべき事などを、ごっちゃにしないよう短期・中期・長期に振り分け、それらを国是という軸でまとめていって欲しい。

胆力や勢いに、どう知恵と根氣を加えていくか。瞬発力だけでは、すぐに息切れする。少なくとも30年近くを要する改革が始まろうとしていることを自覚しておきたい。」(ここまで)

「30年近くを要する」というのは、最激変期(2025~2050)を乗り越えるには、まだ30年近くかかるという意味である。

しばらくはトップ一人の人氣によるところの、波立つ政治が行われるだろう。
その後、中心力と共に、和合力の高い政治が興ることを期待している。

◆大同団結の時代が来る!◆(2月28日)

世の中は、対立闘争だけで成り立っているわけではない。
併存、前後、左右、上下、協力など、いろいろな関係性がある。

そうであれば、対立し、闘争し、相手を倒してこそ進歩があるという考え方は、部分観でしかないことになる。

近代以降の日本人は、この対立闘争観で政治をやってきたが、やっとこの呪縛から抜け出してきたと感じる。

敵を明確にし、相手のやる事なす事全てをけなす…
分断を煽っては社会を不安に陥れるというやり方は、暴力革命への誘導であったと思う。

なんと保守愛国を自認する人たちも、それに嵌(はま)っていた。

今かなりの国民が、対立し、罵り合い、分断を導くだけの古い政治に、飽き飽きしているのではあるまいか。

いかにして共通点を見つけ、共通言語でもって和合を図るか。
大同団結の時代が、間もなくはっきり見えてくるに違いない。

相手を敬い、卑怯な手は使わず、反対意見は正々堂々と陳述。
一方的に怒鳴るのではなく、ちゃんと相手の言う事を聞く。
そういう日本人の美的在り方が、どんどん甦っていくだろう。