こんばんは。早いもので明日から11月ですね。
2日(日)~3日(月)は湘南天命講座、4日(火)は浜松で講義します。
「各地志塾・勉強会のご案内」をご覧下さい。
◆連載は休みとし、「日本政経連合総研レポート」第1号を載せています。
政治も経済も「文明の大局」を元にしなければ、未来を的確に読めない時代に入っている。未来を読むモノサシ、それが文明800年周期論(村山節先生ご研究の文明法則史学)だ。→続きはこちらをご覧下さい。
◆林塾出身者・選挙のお知らせ。原大本徹を練り上げた志士政治家です!
11月16日投開票:岩堀研嗣塾士(6期生)千葉県松戸市議選
◆平成26年11月度:各地志塾・勉強会のご案内を掲載しました。各地のお世話役の皆様には、いつも本当に有り難うございます。念のため、必ず日時・曜日・場所・テーマ・連絡先などをご確認下さい。
●日記● 平成26年10月26日~31日
★☆石清水八幡宮に参詣
10月26日(日)、石清水八幡宮に参詣。
ある霊感能力者が言うには、京都の公家で神官を務めていたというご先祖の念子が、林を守ってくれているらしい。不思議なことだが、確かに本家の21代前は京都出身で、藤原氏系の公家であった。
一度、京都の神社に参詣しなさいということで、岩清水八幡宮を選んでお参り。御祭神は応神天皇、神功皇后、比?(ヒメ)大神。当社には35年くらい前に参詣しており、今回は二度目になる。
御本殿を参拝してから、社名の由来となった、清水が湧き出る岩清水社へ。御祭神はアマノミナカヌシの神。
さらに高良(こうら)社にも。その昔、ここを拝んだだけで帰ってしまった慌て者がいたらしい。せっかく来たのに、御本殿参拝をしなかったのだ。
先導役がいないと間違いが起こるものだという教訓話として、吉田兼好が徒然草に紹介している。
★☆リーダーに一番必要なことは何か
10月27日(月)、昨日までの出張の片付けと、明日からの出張準備。
「リーダーに一番必要なことは何か」について考えてみた。
この問い掛けに綜観(林)なら、「真っ直ぐ先を行く生き方」と答えたい。
本質を知りたければ言葉の意味を調べるのがいい。leadには「先頭に立って導く」、leaderには「先を行く指導者」という意味がある。
先を行く者の人生は、本当に孤独で辛い。誰も分かってくれない中で、辛抱強く地道に同志と理解者を増やしていかねばならない。
先を観てしまった者、それがリーダーであるとも言える。このまま推移した場合の危機的未来を観てしまった以上、じっとしているわけにはいかないのだ。
無視されようが、馬鹿にされようが、へこたれないで真っ直ぐ先を行くのみである。焦らず、休まず、着実に進んでいこう。
★☆国会勉強会で「文明法則史学」を講義
10月28日(火)、国会綜學勉強会で「文明法則史学」を講義。
代表世話人の宮下一郎財務副大臣が冒頭のご挨拶。いつものことだが、宮下さんは講義の最初から最後まで、しっかりと受講して下さる。
今日は文明法則史学を基本に、東西共生文明を創造するのが政治家の役割であることについて話した。流石は国会議員、初めて聞いた議員が核心を掴むことに、こちらが驚かされた。
懇親会も盛り上がる。党派を超えて議論白熱。「どうして国会では、こういう議論が出来ないのだろう」という感想で一致。1ヶ月に1回の勉強会は、原点からブレないための大事な講座になっているとのことだから、益々仲間を増やし、党派を超えて日本を改新する大連合の中心軸になって欲しい。
◇俺が一番偉い、ダメな奴はさっさと切ればいい、となったら赤信号◇
大河ドラマの秀吉役、竹中直人の演技が大変いい。権力欲に囚われて傲慢になり、無益な朝鮮出兵(文禄・慶長の役)を強行し、人を疑っては身近な人物を粛清していった、秀吉晩年の醜さをよく表現している。
秀吉のように次第におかしくなる人間は、今の時代にもいる。トップばかりでなく幹部の中からも現れるし、若くても支配欲に取り憑かれる者は少なからず存在している。
俺が一番偉い、ダメな奴はさっさと切ればいい。そういう言動が目立つようになったら赤信号だ。自分の能力や器量を過信して背伸びをし、成果を焦るようなタイプに注意が要るのである。
会社は勿論のこと、自治会、PTAなど、あらゆる活動体に共通した戒めだと思う。
★☆迷ったときは、自分にしか出来ない方を選べ
10月29日(水)、東京駅近くのホテルでデスクワーク。
右に行くか、左に行くか。
迷ったときは、自分にしか出来ない方を選ぼう。
人に任せられることは、人に譲ったらいいではないか。
決して楽な道を選んではならない。
楽な道は、その多くが滅びの道なのだから。
今は文明そのものが転換期を迎えている。
ちまちました生き方で終われるときではないのだ。
未来のため、前衛となって我が道を切り開いていこう。
午後、日本大学生産工学部で講演。その中で、上記の話をした。
懇親会の後、日大の工藤教授、綜學義塾の新舘塾長、上野さん、中島さんと共に、同志である六本木の吉田大介さんのお店へ伺う。
★☆本当に頭のいい人
10月30日(木)、東京から浜松に戻る。
本当に頭のいい人は、物事の全体を観て、原点・核心を掴むことが出来る。さらに、歴史の流れを捉え、未来を読む力がある。そういう人は少ない。でも育つと信じて講義している。
10月31日(金)、林塾の山本貴史国是部会長(7期生、静岡県議・袋井選出)
が来所。今後の方向性について話し合う。
さて、昨日の続きで「頭のいい人」その2。
本当に頭のいい人は、バカになれる。知っていても知らないふりをし、聞き役に回って、相手に気持ち良く喋らせることが出来る。
大抵の人は、誰かに自分の事を聞いて貰いたがっている。誉めて貰いたがっている。認めて貰いたがっている。
本当に頭のいい人は、そこを見逃さない。