大きな転換期が必ず来る。そのとき人類は、文明の交代という試練に直面するが、それを救うカギが東洋にある。筆者は、そのカギを掴みたくて、東洋医学(鍼灸や指圧)の専門学校に進学します。今振り返っても、高校の同級生たちとは随分違う、変わり者の選択でした。
3年間、学科・実技とも一所懸命勉強しました。あくまでも国家試験に合格させるための授業ですから、勉強の中からそのカギを見付けるというのは無理のあることでした。ならば、人類が抱えている危機を明確に掴み、世界を救うための使命感を養い、具体的な方法を確立するといったことは、専門学校ではないところの学びによって取り組んでいこうと思うに至りました。
病氣という部分に着目し、単に症状を緩解させるだけでなく、もっと「人間の意識レベル」から変えていかないことには根本解決にならない。沖ヨガ修道場なら、そのための何らかの答えを与えてくれるはず。そして、自分がやるべき事、自分でなければ出来ない事が見つかるに違いない。そうして、卒業後はヨガ道場へ向かおうという意志が固まりました。
3年間、学業を首席で通したことから、卒業式では「東京都鍼灸師会長賞」という栄誉をいただきました。また、学校側から、教員として残らないかという打診がありました。筑波大学に鍼灸学校の先生を育てるための「理療科教員養成施設」というものがあり、学校が推薦するから行ってみないかという話です。
「志を果たすための舞台」を鍼灸の世界に置くつもりなら、キャリアを積む上で願っても無いお誘いです。しかし、世界人類を救うカギを東洋に見付けるための修行は、まだ始まったばかりです。次に向かうのは密教ヨガ修道場(沖ヨガ)であり、そこでの研修によってインド思想も学べるだろうと希望が湧きました。
(続く)